【朗報】「納期8年」といわれたホンダ新型シビックタイプR(FL5)のカーボンスポイラーが「6年短縮」へ!ホンダが2024年3月「3回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

「納期8年」と云われていたカーボンテールゲートスポイラーが、まさかの「大幅短縮」に!

2023年9月のブログにて、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)のディーラーオプションとなるカーボンテールゲートスポイラーが受注停止になるだけでなく、更には生産元となるイタリア工場が水害の影響により「納期最大8年(2031年)」にまで延びることをお伝えしました。

8年先の納期ともなると、もはや自分自身が生きているかもわからないレベルの長納期だと思いますが、2024年3月中旬時点の最新情報より、各ホンダディーラーへの通達として「カーボンテールゲートスポイラーの納期が大幅に短縮された」ことが明らかとなりました。

具体的にどれだけ納期が短縮されたのか?早速チェックしていきましょう。


シビックタイプR(FL5)用カーボンテールゲートスポイラーは「最大6年短縮」している

早速、シビックタイプR(FL5)のカーボンテールゲートスポイラーの最新納期情報をチェックしていきましょう。

各月の発注組に対しての納期内容を見ていくと、確かに最短8年ほどの納期短縮になっていますし、最も遅くても2025年11月になっていますから、納期として「最大6年の短縮」ということに。

そして、シビックタイプR(FL5)の全国バックオーダー分の生産が完了する予定となっている2026年よりも、早く納品されることがわかりますね。

【新型シビックタイプR(FL5)専用カーボンファイバー製リヤスポイラーの納期一覧】

2022年10月発注組:2024年3月~2024年4月

2022年11月発注組:2024年4月~2024年8月

2022年12月発注組:2024年8月~2024年12月

2023年1月発注組:2024年12月~2025年3月

2023年2月発注組:2025年3月~2025年4月

2023年3月発注組:2025年4月~2025年5月

2023年4月~5月発注組:2025年5月~2025年6月

2023年6月発注組:2025年6月~2025年7月

2023年7月発注組:2025年7月~2025年11月

他のカーボンパーツオプションは、2024年4月で納品完了予定

ちなみに、ホンダ公式ディーラーオプションで長納期化&受注停止になっていたのは、カーボンファイバ製テールゲートスポイラーだけでなく、「カーボンインテリアパネル・センターコンソールパネル部」と、「カーボンインテリアパネル・ドアパネル」の2種類も同様なのですが、これら2種類のパーツに関しては、2024年4月でバックオーダー分の納品が完了するとのこと。

ディーラーオプションのカーボンテールゲートスポイラーは、イタリア製造ではない可能性も?

そして今回の大幅納期短縮についてですが、私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、水害で製造できなくなったイタリア工場からの出荷かどうかは明確になっていないそうで、もしかすると別のサプライヤである可能性も考えられるとのこと。

この点については、イタリア製になるのか、日本製になるのか、はたまた別の国の製造となるのかは、今後定期的に取材を進めていくことで明らかになるとは思いますが、意外だったのは価格帯が全く変わらなかったことですし、生産状況次第では「増産&受注再開する可能性もある」とのことですから、今後の動向に注目したい所ですね。

2ページ目:2024年3月「3回目」となる最新工場出荷目途はどのように変化した?