こんな偶然ある?約30年ぶりにフェラーリ512Mが発見→数日後に約24年ぶりに行方不明だったF40が発見される!ブランドロイヤリティが高いのトヨタで、もう一度購入したいモデルはプリウスがダントツ

今後二度と起きないかもしれない連続の奇跡

前回のブログにて、1995年当時、フェラーリのF1ドライバーだったゲルハルト・ベルガー氏が所有していた512Mが、何者かによって盗まれてしまったものの、約30年ぶりに発見されるという奇跡の出来事がありました。

この奇跡の出来事から僅か2日後、今度は2000年にイタリア・モンツァのホテルにて盗まれ、行方不明になっていたフェラーリのスペチアーレモデルとなるF40が、約24年ぶりに発見されるという奇跡が起きました。

こんなにも偶然の奇跡が続くというのは珍しいと思いますが、そもそもF40はどのような経緯で盗まれてしまい、どのような経緯で発見されたのでしょうか?


2000年4月、イタリアのホテルに駐車していたところを盗まれたフェラーリF40

こちらが今回、約24年ぶりに発見されたというフェラーリF40。

スペチアーレモデルの中で最も多く生産された個体ではありますが、2024年時点で、3億円~4億円にて取引されるほどにプレミア価値が付いている特別モデルとなっています。

普通こんな奇跡が連続で続くかね?と思うかもしれませんが、アメリカの弁護士事務所であるアート・リカバリー・インターナショナルという会社の協力により、全く傷などもついていない状態で発見されたとのこと。

アート・リカバリー・インターナショナルCEO 兼 創設者であるChristopher A. Marinello 氏によると、ロッソコルサのボディカラーにペイントされたフェラーリF40が、2000年4月16日にイタリア・モンツァのヴィッラサンタ市にあるホテルの屋外駐車場にF40を駐車していたところを、犯人に盗まれてしまったことが事の経緯と説明。

盗難被害を受けて以降、オーナーは警察にも通報し探し回ったそうですが、全く見当たらず…

約24年という長い年月が経ち、突如としてF40が発見される

そして長い年月が経過した2024年3月、何と24年前に盗まれたF40が突如として発見されたとのことで、オーナーが交渉の結果、機密性の高い和解合意が成立し、F40は無事にオーナーの元に返ってきたとのこと。

なおF40を受け取るまでに「3組の弁護士と2枚の署名入り文書、そして1社の保険会社による証明」により、車両の受取りが許可されたそうです。

またアート・リカバリー・インターナショナルの公式ウェブサイトによると、同社は「イギリスやアメリカ、フランス、スイス、ドイツ、オーストリアに多数の高度な技術を持った弁護士、調査官、来歴研究者を抱えている」と説明。

同社は、5億ドル以上の盗難美術品を回収したことで知られていますが、フェラーリのスペチアーレモデルに回収できたことは、おそらく今回が初めてだと思われます。

2ページ目:2024年最新版となるブランドロイヤリティランキングで、最も信頼度の高いメーカーがトヨタであり、再び購入したいモデルがプリウス!