トヨタ新型シエンタが納車されてもうすぐ1年6か月…そろそろお別れ&最終評価は?ここまで丁度良いサイズ感で使い勝手と燃費の良いクルマは他に無いかも…

新型シエンタともそろそろお別れ…早いものでもうすぐ18か月が経過するのか

2022年10月に私に納車されて1年5か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

走行距離も12,000kmを突破し、私が所有する愛車の中でも一番普段使いしている一台ではないかと思います。

そろそろこの車ともお別れする時が来たため、今回はシエンタの良かった・不満に思うポイントを見ていきながらも、実際に1年半近く乗ってみての最終評価をしていきたいと思います。


サイズ感は文句なしの満点!今どきの車で5ナンバーはある意味で希少

まずは新型シエンタのサイズ感について。

私が所有するシエンタのボディサイズは、全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mmとなるため、サイズ感としては5ナンバーになるわけですが、よくよく考えてみると、最近の新車・新型車はBセグメントモデルでも全幅1,700mmを優に超えて3ナンバー化しているため、シエンタのような5ナンバーでありながらも室内空間が広々としたモデルは希少な存在に。

しかも、後席用のドアは横開きのヒンジドアではなく、電動パワースライドドアを採用しているため、幅の狭い駐車スペースで後席に子供が座っていても、そこまで気を遣わずにドアを開け閉めできるのも魅力的ですし、何気にシエンタで駐車場に困ったことは一度も無かったかもしれません。

平均燃費は「21km/L」と優秀

続いては、シエンタの平均燃費について。

5ナンバーサイズのコンパクトMPVといえども、ファミリーユース世代にとっては燃費性能が気になるところだと思いますが、やはりトヨタ製ハイブリッドシステムを採用していることもあり、平均燃費は高め。

累計給油回数は13回でしたが、(初回給油を除いて)無給油にて644.5km~1,008.0km走れましたし、走る場所は季節などの条件次第では1,000km以上走れるのは魅力的。

そして燃費のレンジとしては、(初回の燃費を除いて)18.0km/L~25.5km/Lとこれまた優秀ですし、過去13回の給油回数から導き出された平均燃費は「21.0km/L」(初回給油を含まなければ22.3km/L)。

現在普段使いしている愛車のなかでは、最もガソリンの減りが遅い車だと思いますし、コンパクトMPVでも十分長距離移動用としても重宝できる一台だと思います。

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