【価格は845万円?!】マイナーチェンジ版・トヨタ新型GRヤリスの特別仕様車の金額がヤバイ…三菱eKクロスEV/日産サクラの累計生産台数が10万台を突破!

なおスタンダードなGRヤリスが購入できないディーラーが多いようだ

2024年3月21日、トヨタのビッグマイナーチェンジ版・新型GRヤリス(Toyota New GR Yaris)が正式に発表され、同年4月8日より発売スタートとなることが、トヨタ公式ニュースリリースより明らかになりました。

GRヤリスのグレード別価格帯やオプション内容については、当ブログでも紹介済ですが、最も残念なのは「カタログモデルなのに、多くのトヨタディーラーでは既に購入できなくなっている」ということ。

つまり、カタログモデルでありながらも初年度に生産される台数が限られており、全国のトヨタディーラーで振り分けられている台数が限られている → 先行受注受付けの段階から完売しているディーラーが多いそうです。

またこの他にも、抽選限定の特別仕様車の価格帯も判明してわけですが、こちらの金額も中々に衝撃的なものになっています。


スタンダードモデルのグレード別価格帯をおさらい

まずはおさらいも兼ねて、スタンダードモデルのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。

【(2024年)新型GRヤリスのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

[6速MT]

◇RC:[4WDのみ]3,490,000円(前モデル比+190,000円)

◇RZ:[4WDのみ]4,480,000円(前モデル比+520,000円)

◇RZ High performance:[4WDのみ]4,980,000円(前モデル比+420,000円)


[新開発8速AT]

◇RC:[4WDのみ]3,840,000円

◇RZ:[4WDのみ]4,830,000円

◇RZ High performance:[4WDのみ]5,330,000円

以上の通りとなります。

6速MTモデルに関しては、前モデルから19万円~52万円の値上げとのことですが、内外装デザインの変更や、エンジンスペックの向上、更に以下の一部変更内容を見ると納得できるところ。

コックピットを「高い運動性能を実現するための重要な要素」として捉え、プロドライバーとともに「ドライバーファーストなコックピット」を追求。

ドライビングポジションを見直すとともに、スーパー耐久シリーズ参戦車および全日本ラリー参戦車をモチーフに、操作パネル・ディスプレイをドライバー側へ15度傾けて設置したほか、ハーネスで体をシートに固定した状態でも使いやすいスイッチ配置とするなど、視認性と操作性を磨き上げました。

via:Toyota

むしろニッチな市場をターゲットに、フルモデルチェンジ級の変更・改良をしながらも最大50万円ほどの価格アップに抑えてきたのは「トヨタはかなり頑張っている」レベルではないかと思います(開発費用を回収できる金額なのかどうかもよくわからないところですが…)。

抽選限定100台の特別仕様車は、GR Garageでのみ申込可能

続いて、抽選限定100台のみとなる特別仕様車のRZ“High performance・Sébastien Ogier(オジエ)Edition”と、RZ“High performance・Kalle Rovanperä(ロバンペラ)Edition”について。

オジエEditionには、新規色となる「マットステルスグレー」を設定し、ロバンペラEditionは「三色塗装」をそれぞれ採用。

「三色塗装」には、ロバンペラ選手の友人のデザイナーによるデザインを採用することで、カッティングシートなどは使用せず、「塗装のみ」で三色の塗り分けにチャレンジ。

また各ドライバーの好みに合わせた走りを実現すべく、本モデル専用の四駆制御モードを開発し、標準車両の「GRAVEL」「TRACK」と置き換える形で、それぞれ2モードずつ専用制御を設定しているのもポイントです。

そのため、車両本体価格は、何れも共通して6速MTのみで8,450,000円(税込み)となっています。

なお抽選概要としては以下の通り。

◇2024年3月21日(木)~3月31日(日)・・・店頭申し込み(GR Garage限定)

◇2024年4月18日(木)・・・当選連絡

◇2024年4月18日(木)以降・・・商談時期

2ページ目:三菱eKクロスEVと日産サクラの累計生産台数が10万台を突破!