遂にフルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド(E53)の姿が見えた!日産が2030年までの経営計画The Arcを発表!25車種の中にノートの派生モデルも?!

(続き)日産の経営計画The Arcについて見ていこう

引き続き、日産の経営計画となるThe Arcを見ていきましょう。

次期エルグランド(E53)はハイパーツアラーコンセプトがモチーフ?

こちらが今回、日産公式が公開したシルエット動画の一部。

明らかに他のモデルとは異なるラージサイズミニバンらしきが姿が映っており、リヤテールランプは最近のトレンドにもなっているセンター直結式の一文字を採用。

こちらが、今後2030年までに登場する25車種もの新車・新型車。

そのほとんどが一文字テールランプというユニークな仕様となっています。

こちらが次期エルグランド(E53)と思わしき後ろ姿。

あとちょっと細かい(もしくは脱線)ですが、中央先頭の右後方にいる車両が丸目四灯式であることから、おそらくは次期スカイラインと推測。

正面から見るとこんな感じ。

ジャパンモビリティショー2023にて公開されたコンセプトモデル、ハイパーツアラー・コンセプトを彷彿とさせる近未来感が何とも印象的ですが、おそらくこのモデルが2025年~2026年にかけて登場するのではないかと予想されます。


各市場におけるプランなどもチェック!

なお参考までに、日産が今後各市場に設定するプラン・目標は以下の通り。

[アメリカ]

◇地域全体の販売台数を2023年度比で33万台増加させ、米国では統合型カスタマーエクスペリエンスに2億米ドルを投資

◇米国とカナダで、7車種の新型車を投入

◇米国で乗用車モデルラインアップの78%を刷新し(日産ブランド)、e-POWERとプラグインハイブリッドを搭載したモデルを投入


[中国]

◇日産ブランド車のラインナップの73%を刷新し、新エネルギー車(NEV)8車種を投入(4車種の日産ブランド車を含む)

◇販売台数を20万台増加し、2026年に年間販売台数100万台を目指す

◇2025年から輸出を開始。第一段階として10万台レベルを目指す

◇継続して合弁パートナーと生産能力を最適化


[日本]

◇乗用車モデルラインアップの80%を刷新し、5車種の新型車を投入

◇電動車のモデルミックスを70%へ向上(乗用車)

◇販売台数を2023年度比で9万台増加させ、2026年度に年間60万台の販売を目指す


[アフリカ、中東、インド、欧州、オセアニア]

◇地域全体で販売台数を2023年度比で30万台増加

◇欧州:6車種の新型車を投入。EVの販売構成比を40%へ向上(乗用車)

◇中東:5車種の新型SUVを投入

◇インド:3車種の新型車を投入。10万台レベルの輸出を目指す

◇オセアニア:1トンピックアップとCセグメントクロスオーバーEVを投入

◇アフリカ:2車種の新型SUVを投入。AセグメントのICE車を拡大

何気にサプライズとなるノートの派生モデルらしき姿も

なお、今回の経営計画では明らかになっていませんが、各種シルエットが公開されたティーザー動画では、ピュアEV軽となるサクラの派生モデル?らしきシルエットや、コンパクトカー・マーチ(March)の次世代モデル、新型リーフ(New Leaf)クロスオーバー、次期ジューク(New Juke)、スカイライン(SKYLINE)、更にはノート(New Note)の派生車種と思われるMPVスタイルも登場していることが確認できますね。

特にノートの派生車種に関しては、トヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)やホンダ新型フリード(Honda New FREED)を競合とするスライドドアを採用するであろうモデルになるでしょうから、更に市場を活気づける一台になることは間違いなさそうです。

The Arc: 日産経営計画 ~長期ビジョンへの架け橋 | #Nissan

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Reference:Nissan