日産の新型エクストレイル(T33)が納車されて1年3か月が経過!販売店からは「買取させてほしい」との要望もあったが、今では売却しなくて本当に良かったと思う

早いもので、私の新型エクストレイルe-POWER(T33)も納車されて1年3か月が経過

2022年12月に私に納車されて1年3か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

2024年6月には、2回目の一部改良で商品力が向上しますが、アメリカ市場向け新型ローグ(New Rogue)のように、デジタルVモーショングリルは採用されないとのこと。

今後まだまだ商品力向上が期待されるエクストレイル(T33)ですが、フルモデルチェンジ直後から既に商品力が高く、納車後1年3か月が経過しても所有満足度の高い一台だと考えています。


一時は高額値での買取希望があった私のエクストレイル(T33)だが、今では売却しなくて本当に良かったと思っている

2024年3月時点では、長納期問題も何とか解消しつつあるエクストレイル(T33)。

前回のブログでもお伝えしましたが、本モデルの納期がまだ半年以上だった頃、私がいつもお世話になっている日産ディーラーより、私が所有するGグレード[2WD]で、ブリリアントホワイトパール×スーパーブラックルーフ2トーン、そしてフルオプションを求めるお客さんがいらっしゃったそうで、即納できる認定中古車として高額値で買取させてほしいといった提案を頂いたことがありました。

このときはまだ、納車されて僅か11か月ほどしか経過していなかったことや、まだまだ手放すつもりもなかったことから「売却することをお断り」したのですが、その後日産の部品・半導体供給も安定的になり、気が付けばエクストレイル(T33)の納期も2か月~3か月と大幅に短縮されました。

日産ディーラーが提示した査定額は、買取業者が提示するような金額だったことを鮮明に覚えていて、「ディーラーはこの車を一体いくらで売ろうとしているんだろう…」と心配になるほどでしたが、結果的には売却せずに所有し続けることを選択。

この選択は、自分にとっても良かったことだと思いますし、一時の感情で安易にエクストレイル(T33)を手放さなかったことは、私だけでなくそのお客さんのためにも良かったのかもしれません。

走行距離もまだまだ少なく、内外装のコンディションも抜群で、基本的にはシャッター付ガレージにて駐車しているため、ボディやガラス共にコーティングの効果も残っていて手洗い洗車も楽。

商品力の高いモデルなだけに、バッテリー上がりしやすいのが唯一の欠点

だからといって全く動かしていないわけではなく、定期的に走らせては「国産DセグメントSUVの中では商品力が最も高いモデル」だと実感する一方で、僅か3日~5日ほど期間を空けただけでバッテリー上がりが起きてしまうのは、ちょっと不満に思う所。

ただ、これに関してはエクストレイル(T33)に限った話ではなく、新型セレナe-POWERルキシオン(New Serena e-POWER LUXION, C28)やトヨタ新型プリウス(Toyota New Prius)、ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)など、現代の新車・新型車では内蔵型ドラレコやOTAによる常時通信等で暗電流が大きいこともあるため、短期的・中期的であってもバッテリー上がりが起きてしまうのは、ある意味で今後の課題になるのかも。

もちろん、頻繁的に乗ればバッテリー上がりなどは起きにくいとは思うのですが、複数台所有する方にとっては、週末乗りだけに利用するのはちょっと避けたいところ。

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