なぜフェラーリ458スペチアーレを購入することになった?そこにはフェラーリとの出会いや運命、奇跡…様々な偶然が重なって購入することになったようだ
ずっと憧れ続けた458スペチアーレ!納車に至るまでのストーリーも偶然や運命、そして奇跡が続いたからだ
前回のブログにて、私の友人にフェラーリ458スペチアーレ(Ferrari 458 Speciale)が納車されたことをお伝えしましたが、この車を購入するまでの経緯について取材させていただくことに。
2023年にはV8ターボミドシップのスペシャルモデルとなる488ピスタ(488 Pista)が納車され、その前にはV12 NAの限定モデルとなる512M、そしてV8 NAスペシャルモデルとなるスクーデリア・フェラーリ16Mとチャレンジストラダーレの4台体制だったため、これにてフェラーリコレクションは一旦落ち着きを見せると思っていたのですが、出会いというのは不思議なもので、いつの間にか458スペチアーレを購入していた友人。
今回、458スペチアーレの納車とともに、なぜこの車を購入しようと思ったのか?どういったきっかけがあったのかを聞かせていただきましたが、その流れはタイミングやご縁、運、奇跡などが重なっての内容でした。
そもそも彼は、どういったきっかけでフェラーリを好きになったのか?
458スペチアーレ購入の経緯を確認する前に、そもそも彼がどうしてここまでフェラーリを好きになったのか?が気になるところ。
オーナー:
僕がフェラーリに憧れを抱いたのは、2000年代の初め頃でした。
当時僕は東京に住んでいて、そのときはコーンズ芝浦さん(現在のコーンズ芝)のショーウィンドウ越しで、フェラーリを覗き見ることが精いっぱいでした。
当時は、とてもではないがコーンズ芝浦さんとフェラーリのオーラに足が竦み、敷居を跨ぐことはできなかったです。
彼がフェラーリに憧れを抱いたのは、二十数年前のコーンズさんでのショーウィンドウだったそうで、そこから自分自身の未熟さに気付きながらも、どうすればフェラーリを購入することができるのかを必死に考えたのだそう。
その結果、自身が経営する仕事も軌道に乗り、コーンズさんでの購入ではありませんが、地元のフェラーリ正規ディーラーにて複数台のフェラーリを購入することになったそうです。
オーナー:
色々と紆余曲折はありましたが、その後は独立して仕事を頑張り、別のフェラーリディーラーにて512Mやスクーデリア・スパイダー16M、360チャレンジストラダーレ、そして488ピスタを購入することができました。
現在はチャレンジストラダーレを手放しているため、実質所有するのは、今回納車された458スペチアーレと、488ピスタ、512M、そしてスクーデリア16Mの4台体制になります。
ただ、天下のコーンズさんでフェラーリを購入したのは今回が初めてであり、しかも特別モデルとなる458スペチアーレで初めてのテーラーメイド。
二十数年越しとなる憧れのコーンズさんでの購入と納車が、このような特別な形で実現できたことは、とてつもない感動であり、筆舌に尽くしがたいものがあります。
458スペチアーレを欲しいと思った理由・きっかけは?
そしてここからが本題となる、「どうして458スペチアーレを欲しいと思ったのか?」ということ。
オーナー:
僕がこの車を欲しいと思ったきっかけは一つだけ。
それは、コーンズ大阪・心斎橋さんの目の前で行われた、2015年の御堂筋ワンダーストリートでした。
大阪市長(当時は橋本徹 氏)などを巻き込み、公道を完全封鎖して100台のフェラーリがパレードランし、更にはF1カーまでも走らせる前代未聞のイベントに感動を覚え、しかもそのときのパレードランに参加していたのが、このビアンコイタリア・オパコの458スペチアーレでした。
僕は当時から、この車に注目していて、オーナーがいつか手放されたときを狙って購入出来ればと思っていました。
御堂筋ワンダーストリート 大阪・御堂筋フェラーリミーティング ドキュメンタリー版
こちらがその御堂筋ワンダーストリート。
私も本イベントの見物客の一人でしたが、ラ・フェラーリやエンツォ・フェラーリにも負けない個性的な458スペチアーレには気付いていて、まさかこのときの憧れのフェラーリを彼が所有することになるとは…
改めて思い返すだけでも鳥肌た立つレベルです。