ホンダ新型シビックタイプR(FL5)は改造車に見られがち?ご近所さんからは「改造するような方には見えないけど…」とナゼか勘違いされる。納車後1か月点検も

世間から見るとシビックタイプR(FL5)はリヤウィングが付いているだけで改造車に思われがち?

2024年2月に私に納車されて、もうすぐ2か月が経過しようとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

前回のブログでも公開しましたが、シビックタイプR(FL5)で公道を走っていたところ、なぜか警察に呼び止められ、自称車好きの警察官に職務質問されて「この車って改造車ですか?」と勘違いされたことも。

こちらで公式画像や公式ホームページを見せながら細かく丁寧に説明したところ、一切改造していない純正フルノーマルの個体であることを理解していただいたわけですが、どうやら一部(世間一般?)では、このリヤウィングが付いているだけで改造車というイメージを持たれているようです。


ご近所さん「〇〇(私)さんって車の改造お好きでしたっけ?」

先日、シビックタイプR(FL5)で走らせる用事があったのと、グローブボックス内の書類などを整理するため、シャッター付ガレージから一旦外に出していたのですが、その姿をご近所さんが目撃。

しばらくすると、ご近所さんがこちらに近づいてきて…

ご近所さん:〇〇(私)さん、こんにちは

私:こんにちは

ご近所さん:〇〇(私)さんって、車の改造とかお好きなんですか?

私:改造ですか?私はできるだけフルノーマルで走りたいので…改造車を見るのは好きですが、自分の車を改造することはあまり無いですね。どうかされたんですか?

ご近所さん:いえ、この車も改造されてるので…色々な車停めてますけど、〇〇(私)さんが改造するようなイメージが無かったので

私:この車(シビック)ですか?これ、改造車ではなくて純正で何も弄ってないんですよ~

ご近所さん:えっ、そうなんですか?後ろに大きな羽が付いているので、てっきり改造車かと思ってました

~手持ちのタブレットで、シビックタイプR(FL5)の公式ホームページと公式画像を使って説明~

私:確かにリヤウィングが付いていると、改造車という風に思われるかもしれないですね…

ご近所さん:そうだったんですね!何だかそれを聞いてホッとしました

私:ん?

前回の警察からの聴取でもそうでしたが、なぜかリヤウィングが装着されていると、一部もしくは世間のイメージからすると「ウィング=改造車」というイメージが定着しているようで、しかしシビックタイプR(FL5)が純正フルノーマルであることを知ると驚く方がほとんど。

私の父も初代EK9の元オーナーではありますが、現代のFL5や先代FK8を見ると、「今のシビックってこんなに大きいの?」「純正でこんな大きなリヤウィング付いているの?」と驚いていたのを鮮明に覚えています。

実は街中でも、新型シビックタイプR(FL5)という珍しさよりも「改造車」という目で見られている?

それだけ世間から見ると「特異な車」だと思われているのかもしれないですし、街中を走っていると「あっ、新型シビックだ!」というよりも、実は「あの車改造してない?」と思われている割合が高いのかも?と思ったり。

何れにしても法規制がどんどんと厳しくなる状況で、フルノーマル車両でもこれだけアグレッシブな見た目で販売してきたホンダの攻める姿勢は高く評価されるべきだと思いますし、電動化が進むなかでノンハイブリッド×6速MTスポーツカーの販売を継続してきたところに、「技術のホンダ」「走りのホンダ」のプライドを今でも持ち続けているところも素晴らしいことではないかと思っています。

リヤウィングにも細かな規定が設けられている

参考までに国土交通省の公式ホームページにも記載されていますが、リヤウィングを装着する際は「車体(ボディ)からはみ出したウィングは歩行者に接触するおそれがあり危険であるため、基準外のウィングの取付けを禁止しています」とのこと。

つまり、全幅(1,890mm)を超えるようなワイドなリヤウィングの取付けを禁止していて、加えて「側方への翼形状を有していないこと」「確実に取り付けられていること」「鋭い突起がないこと」「その付近の最外側、最後端とならないこと」などが挙げられるようです。

2ページ目:新型シビックタイプR(FL5)の納車後1か月点検の中身は?