こんなことがあった。納車されたばかりのホンダ新型シビックタイプR(FL5)で長距離ドライブ→警察に止められ「これって改造車ですか?」と間違えられる
しかも純正フルノーマルで事情聴取を受けたのは、これで2回目
2024年2月に私に納車されて1か月も経過していない、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Typer R, FL5)。
今回、本モデルで初めての往復300km以上という長距離運転を実施したわけですが、まさかシビックタイプR(FL5)について、警察から事情聴取を受けることになろうとは…
しかも純正フルノーマルの車で事情聴取を受けるのは、私が過去に所有していたホンダN-BOX Custom L Turbo STYLE+ BLACKに続いて2台目になるわけですが、一体なぜこのようなことになったのでしょうか?
どうやらシビックタイプR(FL5)の純正リヤウィングを見て「改造車」と勘違いしたらしい
ソニックグレーパールのシビックタイプR(FL5)にて、初めての県外移動となったわけですが、出先の公道から駐車場に入る際、後方には警察も走行していたのですが、その警察も同じ駐車場にて停まることに。
まさか警察が自分の車のところに来るとは思ってもいなかったですし、交通違反をしたわけでもないため心当たりは全くなかったのですが、警察2人組がパトカーから降りて、私のところに歩いてきます。
警察官:お忙しいところすみません。ちょっとお聞きしたいことがあるのですか宜しいでしょうか?
私:はい。どういったご用件でしょうか?
警察官:こちらの車なんですが、改造車ではないですか?後ろにウィングのようなものが付いているので、ちょっと気になったのですが
私:いえ、これは改造車ではなく、純正フルノーマルなんです。確かにウィングが付いていると改造車っぽく見えてしまいますが、ちゃんとしたホンダのカタログモデルなんですね
スマホでホンダ公式ホームページにアクセスし、シビックタイプRの公式画像を警察官に見せる
警察官:あっ、本当ですね。私たちの勘違いでした。ノーマル車でこんな車が販売されているんですね
私:いえいえ。先日納車されたばかりの新車なので、まさかこの車で聴取を受けるとは予想もしていませんでした
警察官:納車されたばかりでしたか!それはそれはおめでとうございます。私も車が大好きなので、こういった車を見るとついついテンションが上がってしまうんですよ~
私:は、はぁ…
純正であってもリヤウィングやセンター3本出しマフラーは「改造車」に思われやすい?
今回の聴取を受けて色々と感じたことは、「シビックタイプR(FL5)は改造車に見られがち」ということ。
これは今までの私の経験上ではありますが、今回の警察の聴取だけでなく、あまり車に詳しくない知人からも「この車って改造車?ウィングとかマフラーとか、すっごいド派手なものが付いてるんですね。〇〇(私)さんってノーマルの車に乗っているイメージがあるんですけど…」と聞かれたことも。
やはり純正フルノーマルであっても、リヤウィングやセンター3本出しマフラーといった視覚的なインパクトがあるものだと「改造車」に間違われやすいのかもしれません。
そもそも「リヤウィングの不正改造」は、どこを見て”不正”と判断するのか?
ただ、今回の例でいえば「リヤウィング=不正改造車」という認識を持たれていたのであれば、具体的にどういったところが「不正改造」に該当するのかが気になる所だと思います。
国土交通省の公式ホームページにも記載されていますが、リヤウィングを装着する際は「車体(ボディ)からはみ出したウィングは歩行者に接触するおそれがあり危険であるため、基準外のウィングの取付けを禁止しています」とのこと。
つまり、全幅(1,890mm)を超えるようなワイドなリヤウィングの取付けを禁止していて、加えて「側方への翼形状を有していないこと」「確実に取り付けられていること」「鋭い突起がないこと」「その付近の最外側、最後端とならないこと」などが挙げられるようです。
上記の内容を見る限り、上の画像を見てもお分かりかと思いますが、リヤウィングは全幅よりも小さいサイズ感であるため、違法・不正改造ではないことは明らかかと思いますし、改めて警察官は「何をもってリヤウィングを付けた車が不正改造車」と感じて私を呼び止めたのかが気になるところですね。