遂にエンジンを搭載しないメルセデスベンツ新型Gクラス「G580」が世界初公開！4基のモーター＆116kWhの大容量バッテリー付でトルクは1,160Nm発揮！

2024-04-24

(続き)メルセデスベンツ新型G580の内外装をチェックしていこう

引き続き、ピュアEV化したメルセデスベンツ新型Gクラス「G580」を見ていきましょう。

エクステリアは昔ながらのボクシースタイルだが？

順番は前後してしまいましたが、エクステリアについてもチェックしていきましょう。

ガソリンモデルと特に変わらないボクシースタイルを維持しつつ、Gクラス特有の頑丈さはそのまま。

そしてこちらも注目したいのが、グリルレスフロントバンパーに、長方形の四つ角をとったLEDデイライトが点灯し、一目でピュアEVモデルとわかるアクセントを加味。

あとはボンネット位置が少し高くなり、リア部のフレアホイールアーチにはエアカーテンが設けられ、さらにAピラーとルーフスポイラーリップには異なるクラッディングが装備されますが、追加オプションとして、グリルにブラックパネルを設定することも可能だそうです。

リヤセクションについては、スペアタイヤなしでも可能で、その代わりに充電ケーブルやスノーチェーン、工具などを収納できる純正専用ボックスの取付けが可能とのことですが、重量としては10kg程度とそこまで重くないとのこと。

内装はガソリンモデルと概ね同じ

続いて、新型G580のインテリアも見ていきましょう。

通常のGクラスから概ね引き継がれていて、明確な違いを見つけるのは中々に難しいのではないかと思います。

運転席には12.3インチのフル液晶メーターが搭載され、その隣にも同じサイズのディスプレイオーディオを搭載。

ダッシュボードの助手席側にはグラブハンドルが備えられ、更には直近のGクラスにて採用されていた「透明フード」なる機能を提供しており、360度カメラによって真正面の死角を可視化(ランクル300で言えばマルチ・テレイン・モニター機能に相当)。

この他インテリアにおいては、ブルーのカーボンファイバートリムとカラードステッチが縫合され、更にはアクティブサウンドコントロール的な「G-Roar」も搭載されるそうで、内燃機関を搭載したGクラスの加速時の音を疑似的にサウンド化しているとのこと。

新型G580の価格は、AMG G63よりも高くなりそうだ

ボディカラーについては、マニュファクトゥールの特別カラー「サウスシーブルーマグノ」「ムーンライトホワイトマグノ」「ムーンライトホワイトメタリック」「アラビアングレー」といった特別カラー4色、通常カラーには「オブシディアンブラックメタリック」をラインナップ。

足回りにおいては、ブルーのブレーキキャリパーとトリムストリップインサートが装備され、先ほど紹介した背面タイヤの代わりのリアボックスも標準装備。

足もとにおいては、20インチアルミホイールとダークボディアクセントを備えたAMGライン、そしてナイトパッケージも標準装備されています。

具体的なグレード別価格帯は不明ですが、少なからずAMG G63の180,950ドル(日本円に換算して約2,800万円)よりは高価になることは確実で、2025年内に発売される予定です。

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Reference：motor1.com