ホンダ新型WR-Vの納車後の不満!「運転席の乗降り性は悪くないが足もとの膨らみが邪魔」「ZR-V同様にドア解錠ができないときがある」「相変らず車内はスパイシーなニオイ」等

ホンダのエントリーモデルWR-Vって、実際どうなのよ?

2024年4月に納車されて、もうすぐ1か月が経過するホンダ新型WR-V Z+[2WD]。

前回のブログでもお伝えした通り、エントリーグレードで最も安価なXグレードが、発売から僅か1か月ほどで受注停止になってしまいました。

ホンダディーラー曰く、Xグレードの月産台数は全体の10%未満とのことで、既に年間の受注数に到達したために、今回早めの受注打ち切りとなったようです。

それだけ人気あるWR-Vですが、今回は本モデルの不満に感じているポイントをメインに見ていきたいと思います。


せっかく乗降りしやすい高さなのに…シート直下の膨らみの影響で足が当たる(引っ掛かる)

まずは、WR-Vの運転席の乗降り性と足もとの膨らみについて。

WR-Vは、新型フィット4(New FIT4)のようなセンタータンクレイアウトではないにも関わらず、なぜか運転席の真下には大きな膨らみ(段差?)が設けられていて、サイドシルやフロア位置など、運転席の乗降り性はとても優れているのに、この膨らみのせいで足が当たって(引っ掛かって?)乗降りし辛くなってるんですね。

だからといって、シートを予め前方にスライドしてしまうと、今度は車内に入り込む際に座面の前方部分が太もも裏に当たって窮屈になるので、それならば「足は引っ掛かるけど、窮屈な思いをせずとも乗降りできる」前者を選択することになるため、こればかりは慣れの問題なのかもしれません。

ZR-Vと似たような症状が…アウタードアハンドルに触れても上手く解錠されない

続いては、WR-Vがアウタードアハンドルの内側に触れる、もしくは握る際にアンロック(解錠)される仕組みなのに、ナゼかアンロックされないということ。

これについては、私が他に所有するZR-Vでも同様の問題が起きていて、アウタードアハンドルに問題があるのではなく、スマートキーとの通信やり取りをしているサイドミラー内に問題がある?恐れがあるとして、しかしその対策は未だ解決していないとのこと。

おそらくは、WR-Vも同様の原因で「解錠しづらい」のだと推測しますが、近くにスマホがあるわけでもなく、他のスマートキーと干渉しているわけでもないのに、このような問題が度々続くのは残念に思うところ。

納車時のスパイシーなカレーっぽいニオイは未だ落ちず…

続いては、WR-Vが新車納車された際に感じたスパイシーな匂いについて。

具体的には「カレー」っぽいニオイのするWR-Vの内装ですが、納車されてからできるだけ窓を開けて走るようにしているのものの、ニオイはほとんど取れず、現在も車内にはスパイシーなニオイが充満しています。

これが梅雨の時期による湿気などで、よりニオイが強くなるかもしれないのですが、一方でこの車でカレー屋さんや二郎系ラーメンのお店に行っても、食前食後の車内のニオイの変化が意外とわからなそうかも?

ニオイに関しては、ブログや動画では伝えることはできないため、こればかりはホンダディーラーの試乗車/展示車に乗って頂くことをおススメしますが、人によってはこのスパイシーなニオイが苦手で酔いの原因になってしまわないかが心配なところです。

え?新車が臭い?ホンダ新型WR-Vを辛口でインプレ!内装と微妙なポイントをお伝えします。いろんなところでインドみが強い。HONDAらしい内装

2ページ目:新型WR-Vの後席に乗って移動したときの乗り味はイマイチ?