フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの購入を考える。装備内容や快適性、イベント時の送迎などを考慮すると3列6人乗りが妥当?気になるグレードや価格は?

2024-05-08

新型シエンタの元オーナーとしては、新型フリードの購入は前向きに検討したい

2024年5月9日に先行ティーザーサイトがオープンし、更にティーザーパンフレットも配付予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。

2024年、ホンダが最も力を入れている主力モデルであり、競合モデルとなるトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)に対抗する一台でもあります。

当ブログでは、既に新型フリードに関するグレード構成やボディカラー、主要装備、予防安全装備Honda SENSINGなどを紹介してきましたが、今回は本モデルの購入を検討する上で、どういったグレードを購入すべきか、どういったシートレイアウトを購入すべきかも検討してきたいと思います。


シートレイアウトは、一番売れ筋になるであろう3列6人乗りがベストか

まずは新型フリードのシートレイアウトについて。

今回の新型では、2列5人乗り/3列6人乗り/3列7人乗りの3種類がラインナップされる予定で、あくまでも個人的な見方として、最も売れ筋は「3列6人乗り」になると予想。

2列5人乗りは、アウトドア志向&3ナンバーモデルのCROSSTAR(クロスター)にのみ設定され、3列7人乗りはノーマルボディ&5ナンバーモデルのAIR/AIR EXに設定。

ただし、3列7人乗りに関しては、2列目・3列目にセンターシートが設けられる関係で、車高が高くなることとプロペラシャフトの配置バランスが難しい?関係から四輪駆動[4WD]の設定は無しになる予定です。

ちなみに、私が購入を検討しているシートレイアウトは「2列5人乗り」か「3列6人乗り」の何れかで、駆動方式は前輪駆動[FF]の一択。

今回のフルモデルチェンジでは、3列7人乗りを除いてガソリンモデルでもハイブリッドe:HEVモデルでも四輪駆動[AWD]が設定されるため、雪国での需要も高まることは間違いないのですが、その一方で懸念されるのが「価格帯」であり、個人的にはできるだけ価格帯を抑えて、且つ装備内容も充実させたいために、よっぽどの魅力や特別感が無い限りは四輪駆動[4WD]の選択はしないと考えています。

過去に所有していたシエンタは、ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]だった

私が以前まで所有していたトヨタ新型シエンタは、激狭な3列目を利用することは無いと考えて2列5人乗りを選択しましたが、納車後に子供の友達を乗せて習い事のイベント送迎に活用したり、ドライバーや助手席の乗員を除いて、子供と子供の友達を乗せるシーンが非常に多かったため、その際にはミドルサイズミニバンのヴォクシーやステップワゴン、セレナ(C28)を出動させることが多かったんですね。

しかも子供の習い事の送迎や、習い事のイベント・大会へと送迎する際の駐車場が極端に狭かったりするため(軽自動車専用?と思われても不思議ではない狭さ)、そういったときにエントリーミニバン(MPV)のシエンタやフリードは重宝されるので、こうした様々な事情を鑑みると3列6人乗りの一択になりそうなところ。

3列6人乗りを選択すると、リアクーラー+空調機能付きも備わるのは大きい

via:X(旧Twitter)

ちなみに3列6人乗りが候補になる理由としては、前述のように子供の送迎関係だけでなく、2列目がキャプテンシートになるため、長距離移動時には子供がゆったりと休めるようなシートにしたいということもありますが、もう一つは新型フリードより採用されるリアクーラーがオプション設定されるということ。

しかもエアコンの吹き出し口だけでなく、温度調整や風量調整なども可能な後席用空調機能(物理スイッチ)も搭載されるとのことですし、この機能が装備できるのも3列6人乗りのみ。

ここまでの快適仕様になってくると、とてもエントリーミニバンとは思えないほどの価格設定になってくると思いますし、売れ筋グレードになるからこそ、納期面も少々心配にはなってきますが、納車された後に「あの装備を選択しておけば良かった…」と後悔しないためにも、今のうちに満足いく仕様を決めておきたいところ。

2ページ目:シートレイアウトは決まった!あとグレードやボディカラーはどうする?