マツダ新型EZ-6のスペックが完全リーク!ピュアEVは258馬力発揮でPHEVは無給油966km走行可能!スズキ新型スペーシアがファイブスター賞を獲得できず…

MAZDA6の後継と思われる新型EZ-6のスペックが明らかに!

2024年4月25日、中国の長安マツダが新世代ピュアEV&プラグインハイブリッド(PHEV)セダンモデルとなる新型EZ-6を世界初公開したことをお伝えしました。

EZ-6は、日本市場向けが既に生産・販売終了しているMAZDA6の後継機種になると噂されており、しかし日本市場向けとしては販売されない?ともいわれています。

2024年4月に開催された中国モーターショー2024のときは、具体的なスペックなどは明らかにされませんでしたが、今回遂にモータースペックや航続可能距離などの具体的な情報が完全リークされています。


量産仕様のEZ-6も中々にカッコ良さそうだ

こちらが今回、中華人民共和国工業情報化部(MIIT)が公開したEZ-6の量産仕様。

マツダ公式よりも先にMIITによって公開された情報によると、EZ-6には、事前情報通り100%電気自動車(ピュアEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類がラインナップされることが確定。

まず1つ目のピュアEVモデルですが、シングルモーターとリン酸鉄リチウムバッテリーを搭載することで、システム総出力258psを発揮し、最高時速は170km/hにまで到達するとのこと。

マツダは以前、後輪駆動[RWD]ベースのピュアEVセダンとして、CLTCモードでの航続距離は約373マイル(約600km)になると発表していました。

この車は重慶長安汽車によって製造されていますが、パワートレインの多くがディーパSL03をベースにしている関係で、マツダのオリジナル要素としてはかなり弱めのように感じられます。

2つ目はプラグインハイブリッド(PHEV)モデル。

コチラは、排気量1.5L 直列4気筒エンジンを搭載し、エンジン出力のみで95psを発揮。

更にリン酸鉄リチウムバッテリーとシングルモーターを組み合わせることにより、システム総出力218psを発揮するとのこと。

PHEVモデルに関しては、最高時速は180km/h以上になるのでは?と期待しましたが、どうやらMIITのリーク情報によれば、ピュアEVモデル同様に170km/hに制限されるそうで、なぜピュアEVと共通にしたのかは不明。

ただ、ガソリンエンジンとPHEVを組合わせての無給油航続可能距離は1,000kmを超えるとのことで、特に通勤などで利用される方は魅力的な一台かもしれません。

ちなみにこちらは、フロントバンパー周りや足もとのタイヤホイールのオプション関係。

ピュアEVモデルの場合だと、リアテールゲートの”EZ-6”バッジの直下に”EV”バッジが貼付されるようで、PHEVモデルは何も貼付されないようです。

インテリアもコンセプトモデルから大きな変更無し

続いてインテリアですが、中国モーターショーにて発表された仕様の通り、64色のマルチカラーLEDアンビエントライトや、ゼログラビティシート、巨大な14.6インチディスプレイオーディオ、14スピーカーのソニー製オーディオシステム、そしてパノラマガラスルーフが装備されるとのこと。

これまでのマツダのラインナップでは見られなかった高級感と先進性にシフトしたインテリアですが、何れこうしたインテリアが日本市場向けの次世代モデルにも適用されるのか注目したいところです。

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