トヨタ新型プリウス2.0L HEVが納車されて1年3か月が経過!当初「違和感のあった19インチタイヤの乗り味も馴染んできた?」「ブレーキフィールは絶妙」等

新型プリウスはトヨタが狙う「若返り化」に成功している?

2023年2月に私に納車されて1年3か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)。

2024年5月現在は、電気式リアアウタードアハンドルの不具合により、新規の受注受付けを停止しているところですが、街中で先代50系に続けて多く見かけるようになりました。

あくまでも私自身の体感によるものですが、60系のスポーティな見た目と車高の低さの影響なのか、高齢ドライバーが運転しているイメージが少なく、20代~50代の層が多く運転しているようにも見え、トヨタが目論む「プリウスの若返り化」は成功しているのかもしれません。

そんな若者向けの車にシフトしつつある新型プリウスですが、今回は納車されて15か月経過してのインプレッション内容をまとめていきたいと思います。


納車当初「違和感のあった19インチタイヤ」も慣れて馴染んできた

まずは新型プリウスの19インチタイヤについて。

ここ最近の新車・新型車では、そこまで珍しくなくなった19インチタイヤアルミホイール。

プリウスでも2.0L HEVグレードを対象に19インチタイヤアルミホイールが採用されるようになり、足もとの大口径化がスタンダードになってきました。

納車された当初は、燃費スペシャリストのプリウスに19インチタイヤホイールってどうなの?と思ったりもして、幅広い層が乗るからこそ19インチの乗り味ってゴツゴツしてて乗りにくくない?といった「愚かな偏見」を持っていましたが、実際に所有して普段使いしてみると…まぁ快適なこと。

19インチに乗り慣れると、今度は先代プリウスの乗り心地に違和感を感じてしまう

納車されたてで、ワインディングや高速道路にて走らせたときの足元のちょっとした突き上げや、僅かなゴツゴツ感は違和感はあったものの、納車されて半年以上が経過したころには、そういった違和感も無くなり、どちらかというと「プリウスはスポーティな車」というイメージが定着したからなのか、ちょっとカタメの乗り心地に馴染んできたように感じるんですね。

人間というのは不思議なもので、当初違和感に感じていた乗り心地なども、慣れてしまうと特に何も気にならなくなってしまいますし、その後に先代50系プリウスの15インチ~16インチの純正タイヤホイールに乗ると、「プリウスってこんなにフワフワした乗り心地だったっけ?」と違和感に思ってしまうほど。

個人的には、19インチ特有の重みと接地感に慣れてしまったため、プリウスの走りや乗り心地に大きな不満は無く、満足度としては高めだと考えていますし、他に所有する19インチタイヤホイールを装着したスポーツカーの中ではトップクラスの快適性だと思っています。

ブレーキフィールは、私が現在所有する愛車で最も良き

続いては、新型プリウスのブレーキフィールについて。

トヨタのブレーキフィールは、他の国産メーカーに比べて踏み始めの初動が強いイメージがあり、特にスポーティなグレードやレクサスのF SPORTモデルになると、その踏み始めのブレーキレスポンスも早くなります。

プリウスの場合は、レクサスのブレーキフィールとまでは言わずとも、スポーティなハッチバックモデルだからなのか踏み始めのブレーキの初動は早め。

こればかりは個人の感性になってくるので、ブレーキタッチの良し悪しは人によりけりだと思うのですが、他社メーカーのブレーキングに慣れていると、おそらくトヨタのブレーキフィールは「強くて早く効く」というのが真っ先に出てくる感想だと思うので、それに慣れるとプリウスのブレーキは絶妙な強さに感じるかもしれませんね(あくまでも私個人の感想ですが…)。

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