ダイハツ大丈夫か…新型タント/スバル・シフォンに10万台以上の大量リコール!ジープ・ラングラー/グランドチェロキーやキャデラックCT5もリコール

最悪の場合、走行中のねじり力によってスタビライザが折損する恐れアリ

ダイハツ新型タント/スバル・シフォンの2車種・計104,471台に大量リコール。

不具合内容としては、フロントスタビライザにおいて、製造工程の管理が不適切なため、パイプ内部に塗装前の化成液が多量に残留し、水素脆化によって強度が低下しているものがあるとのこと。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中の捩じり力によってスタビライザが折損するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に123件もの不具合が起きているとのことで、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[ダイハツ・タント]
・5BA-LA650S, 6BA-LA650S/LA650S-0000097~LA650S-0066626/令和元年6月24日~令和2年1月6日/66,154台

・5BA-LA650S, 6BA-LA650S/LA650S-1000063~LA650S-1017582/令和元年10月23日~令和2年1月8日/17,501台

・5BA-LA66S, 6BA-LA660S/LA660S-0000078~LA660S-0016761/令和元年6月24日~令和2年1月6日/16,485台

[スバル・シフォン]
・5BA-LA650F, 6BA-LA650F/LA650F-0000063~LA650F-0003098/令和元年6月29日~令和2年1月6日/3,015台

・5BA-LA660F, 6BA-LA660F/LA660F-0000060~LA660F-0001382/令和元年7月2日~令和元年12月26日/1,316台


交換修理用部品として出荷し、修理等で組付けられた可能性がある車両が特定できたもの

[ダイハツ・タント]
・5BA-LA650S/LA650S-0074669/令和2年2月21日/1台

改善措置として、全車両、フロントスタビライザの識別ペイントを確認し、該当する生産工場製のものは良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

2ページ目:ジープ・ラングラーやキャデラックCT5などに改善対策やリコール