ホンダの中国専売ブランドLingxii(陵西)Lのスペックや内装が完全リーク!超希少な6速MTのランボルギーニ・ムルシエラゴLP640-4が「1億円」以上にて販売中!

公式発表前からどんどん情報がリークされている中国ホンダLingxi(陵西) L

以前、中国ホンダと東風汽車との合弁企業である東風本田より、新ブランドとなるLingxi(陵西)を発表し、同ブランドのコンセプトカー「Lingxi(陵西) L」をベースにした量産モデルが発表されたことをお伝えしました。

そして今回、東風本田の公式プレスリリースが公表される前に、早くも本モデルの内外装デザインが完全リークされ、スペックや航続可能距離なども明らかになっています。

中国専売モデルとなるLingxi Lは、どのようなモデルなのか見ていきましょう。


Lingxi Lは、一部前衛的なピュアEVスポーツセダンのようだ

こちらが今回、東風本田の上級ブランドとなるLingxi Lの量産モデル。

本モデルのデザインは、あまり奇抜なところがなく、クラシックなセダンのシルエットにツートンカラーの塗装が施されていますが、他にどのようなボディカラーがラインナップされているかは不明。

全体的なシルエットは、韓国メーカーKia新型K4を彷彿とさせるものがあり、フロントのヘッドライトは前衛的で、ボンネット全体に縦長のLEDライトを設け、グリルには水平のLEDデイライトを装備。

コンセプトモデル同様、前衛的なスポーツセダンという印象で、そのボディサイズは新型シビック(New Civic, FL)に近いとのことで、ホイールベースは2,731mm。

今回リークされた情報のなかには、モーターとバッテリーのみで駆動するピュアEVが採用され、満充電での航続可能距離はCLTCモードだと518km、EPAサイクルモードだと386kmであることが明らかになっています。

Lingxi Lに始まり、2025年までにEVのラインナップモデルを50%に引き上げる

ピュアEVコンパクトセダンでありながら、航続可能距離が400kmを切るのは商品力としての魅力が薄れる部分でもありますが、東風本田が、本モデルで何を一番強みとしているのか、最もPRしたいポイントはどこなのか?までは不明。

中国ホンダと東風汽車の提携は2003年に遡り、両社は中国人向けに数多くのモデルをリリースしてきましたが、今回の新型セダンLは、合弁会社の凌曦ブランド初のEVモデルであり、2025年までにモデルの50%をEVにし、2027年以降は内燃エンジンモデルをリリースしない計画となっています。

今回のモデルは、そのきっかけの一台に過ぎませんが、ユーザーがLシリーズを必要しているのかどうか、今後EVモデルのみをラインナップすることが、本当にホンダにとってプラスに転じるのかは疑問に思う所。

Lingxi Lのスペックは?

こちらはリアクォータービュー。

テールランプはセンター直結式の一文字LEDを採用していますが、こちらもどことなくKia K4やスバルWRXをイメージ。

そして気になるスペックですが、59.22kWhの小型バッテリーパックが搭載され、シングルモーターを搭載することでシステム総出力215psを発揮、最高速度は160km/hに制限されています。

インテリアは、Honda eを彷彿させる超ワイドな液晶モニターを採用

そしてこちらが、今回ようやく明らかになったLシリーズのインテリア。

コックピットには横いっぱいに液晶モニターが搭載され、そのデザインはHonda eを彷彿とさせながらも、リンカーン新型ナビゲーター風。

ルーフライニングは、グレージュ系のファブリックもしくはアルカンターラだと予想され、シートやトリム部分にはグレージュ系の本革を採用しています。

センターコンソールや、内ドア部分には紺色系のレザートリムが採用されていますが、その色合いはレクサスLC500に設定されたブルー&ホワイトに近しいものがありますね。

ホンダは2030年までに、電気自動車向けに650億ドルを投資

ちなみにホンダは、 2030年までに電気自動車に650億ドルを投資すると発表し、これは数年前にプレスリリースにて公表した数値の2倍。

10年後には、EV業界が大幅に成長すると見ているからだそうで、それまでに同社はサプライチェーンを強化し、バッテリー生産コストを下げることで年間200万台以上のEVを生産したいと考えているようです。

近い将来、同社はメキシコで生産されているプロローグに加え、2025年までにアメリカにてEVを生産したいと考えていて、ソニーとの共同パートナーシップにより、アメリカにてAfeelaブランドが生産される可能性があり、これはソニーにとって自動車業界への初進出となります。

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