えっ、スバルBRZが生産終了?→厳密には「D型」への一部改良で商品力アップへ!スバルの2024年5月17日時点で工場出荷目途も見ていこう

C型は既に受注停止!いよいよ2024年7月にD型が発売予定!

スバルの2ドアスポーツクーペBRZ。

2021年にZD8型として初のフルモデルチェンジを果たして3年が経過しますが、スバル公式ホームページにて「生産終了」と公式アナウンスされています。

なぜこのタイミングでの「生産終了」アナウンスなのか?2024年5月17日時点でのスバル最新工場出荷目途一覧も含めてチェックしていきましょう。


2024年7月にD型へと一部改良予定!更に商品力向上へ

こちらが今回、スバルBRZの公式ホームページにて掲載されている情報になりますが、確かに上の画像の右下にある通り、「現行モデルについては、生産終了に伴い、販売店での在庫対応のみとなります。詳しくは販売店にお問い合わせください。」と記載されています。

ちなみにこの情報、厳密には「BRZ自体が生産終了」するのではなく、「現行C型のBRZが生産終了」を意味しています。

従って、一部改良モデルがもうじきが発表・発売されるため、現行C型の受注をストップし、後日D型の受注を受け付けることを意味します。

D型では何が改良・変更される?

ちなみに、2024年7月に発売予定となっている一部改良版・新型BRZの改良・変更内容を見ていくと以下の通り。

◇スポーツモード追加(6速MTモデル)
→スーパー耐久の実践からのフィードバックを受けたMT専用のスロットルセッティングを採用

◇アクティブサウンドコントロールの音量調整機能を採用
→走行モードにあわせて、エンジン音の音量を自動的に機能をMTモデルに採用

◇マニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大(ATモデル)
→コーナー進入時など、シフトダウンしたい場面でギアを落とせる制御を採用

◇CPUの書き換え・リセッティング

◇ウィンカーレバーの小規模変更

◇タイヤ空気圧センサー監視機能付き

◇ブレンボ製ブレーキキャリパーをオプション設定

◇内外装デザインの変更無し

以上の通りとなっています。

2021年に発表されてから3年が経過するため、そろそろ内外装デザイン共にマイナーチェンジレベルの変化があっても不思議ではないのですが、まだまだ一部改良レベルでの変更に留めるようですね。

トヨタ新型GR86も2024年7月12日に一部改良予定!

ちなみに、共同開発モデルとなるトヨタ新型GR86も、2024年7月12日に一部改良版として発表される予定で、こちらは商品力向上に加えて、特別仕様車リッジグリーンリミテッドが追加される予定です。

改良内容と特別仕様車の特徴は以下の通り。

◇法規制対応

◇ボディカラー「ブライトブルーⅡ」廃止

◇新色「リッジグリーン」を追加

◇特別仕様車リッジグリーンリミテッド
・新色「リッジグリーン」(AE86のグリーンをイメージ)
・ブロンズカラー仕上げの18インチアルミホイール
・レッドカラーのブレーキキャリパー(ブレンボ製)
・ザックス製ダンパー
・タンカラー内装
・抽選限定200台のみ販売

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