トヨタが1980年代からインスピレーションを受けた特別仕様車カローラFXスペシャルエディションを発表!新型GR GT3のテストカーを再びスパイショット!
ここ最近の新型車や特別仕様車では、旧世代からインスピレーションを受けたモデルをベースにすることが多い?
トヨタの主力モデルでお馴染みとなるカローラセダン(Toyota New Corolla Sedan)。
今回、このモデルをベースにした特別仕様車FXスペシャルエディションがアメリカ市場向けとして発表されました。
この特別仕様車は、1980年代の「FX」の名称をカローラセダンにて復活させたもので、更にベースとなるグレードはSE、装備内容も充実した一台となっています。
全体的にブラックでまとめられ、まるでナイトシェイドエディションを彷彿とさせる仕様に
こちらが今回、アメリカ市場向けとして発表されたカローラセダンの特別仕様車FXスペシャルエディション。
一見すると、全体的にブラックにてまとめられたナイトシェイドエディションにも見えますが、足もとのホイールは、18インチに切削光輝+グロスブラックのデュアルトーン仕上げ。
更に従来のセダンに比べて車高が若干低めとなるローダウンスプリングがインストールされています。
改めてカローラセダンFXスペシャルエディションを見ていきましょう。
よりスポーティな見た目を演出するため、先程の通り18インチアルミホイールやローダウンスプリング、リアスポイラー、そしてパワートレインは排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載します。
1987年に登場したカローラFX16からインスピレーションを得た特別仕様車
このモデルは、1987年にトヨタが販売したカローラFX16からインスピレーションを受けた特別仕様車で、駆動方式は後輪駆動[RWD]ではないものの、前輪駆動[FF]ならではの安定した走りを提供。
エクステリアを見ると、まるでTRDパーツのようなリアスポイラーが確認でき、ブラックのボディカラーをより一層引き締めてくれます。
ちなみにボディカラーは、「ミッドナイトブラックメタリック」と「アイスキャップ」「アンダーグラウンド」の3色がラインナップされ、ルーフやサイドミラーキャップ、ネームバッジは常にブラックに仕上げられています。
インテリアはこんな感じ。
本モデルの注目トピックスは、8インチディスプレイオーディオから10.5インチディスプレイオーディオへとサイズアップし、更に運転席のメーターは7インチ液晶+LCDのハイブリッドを採用。
そしてライトグレーのソフトパッドにオレンジのカラードステッチでスポーティさを演出。
こちらがメーターデザイン。
現行シエンタ(New Sienta)とほぼ同じデザインですが、個人的には12.3インチフル液晶メーターのチープなデザインよりも好み。
この他にも、置くだけ充電の標準装備や、アップデートされた予防安全装備Toyota Safety Sense 3.0も標準装備されています。
パワートレインは、先述にもある通り排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力171ps/最大トルク205Nmを発揮。
パフォーマンス面にといては、ローダウンスプリングと電動パワーステアリングの異なるチューニングにより、シャーシセットアップを微調整することにより、スポーティな走りを提供しているとのこと。
本モデルの発売時期は、2024年秋頃を予定しているそうで、あくまでも販売向けはアメリカ市場向けのみ。
価格帯は同時期に発表される予定です。