一体どこまで高騰するんだ…走行距離僅か1.6万kmのトヨタ80スープラが競売に出品→既に2,200万円超えの入札額で3,000万円の大台に突入する可能性も?
ネオクラシックな日本製スポーツカーは、まだまだ高騰するかもしれない?
トヨタの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなるスープラ(Toyota Supra)。
映画「ワイルド・スピード」にも度々登場し、ブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーの愛車としても知られ、日本だけでなく海外でも日本製スポーツカーは高い人気を誇っています。
今回、そんな大人気スポーツカーとなる80スープラが海外の競売にて出品され、入札時点でスーパーカーが購入できる金額にまで跳ね上がっています。
低走行距離&純正フルノーマルの個体は極めて珍しい?
こちらが今回、アメリカのオークションサイトcars&bidsにて出品されている1995年式のトヨタ80スープラ。
ボディカラーはシンプルなオールブラックで、トップルーフはオープンタイプのハードトップを採用しています。
しかもこのモデル、走行距離は10,000マイル(16,093km)を切っている純正フルノーマルの貴重な個体だそうで、出品直後から高額値で入札されているようです。
アメリカだと純正フルノーマルのA80スープラは珍しいとのことですが、見た目のコンディションも素晴らしく、ボディに目立つような傷が付いていないのもポイント。
純正フルノーマルでありながらも、この大きく反り上がるダックテールスポイラーと固定式リアウィングの組合せもカッコ良く、片側四灯式のテールランプも特徴的。
パワートレインは、排気量3.0L JZ6型直列6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力324psを発揮。
そしてトランスミッションは6速MTを搭載します。
インテリアはこんな感じ。
日本仕様ではなくアメリカ仕様なので、ステアリング位置は左。
インフォテイメント系も運転席側にフォーカスを当てていてスポーティ。
走行距離は僅か9,981マイル(16,062km)と非常に少なく、アメリカでもここまで少ない距離を維持しているスープラは極めて珍しいとのこと。
センターシフトは、先程の通り6速MTでシフトブーツ付き。
その左側には手引き式のハンドブレーキが装備されています。
シート表皮は本革タイプで、約30年前の車とは思えないほどにコンディション抜群。
エマージェンシー用のリアシートのコンディションも素晴らしいですね。
見た目のコンディションは抜群なのに、なぜか下回りは錆びだらけ…それでもとんでもない高値で入札
ちなみにこのモデル、オークション出品する直前までは空調管理が徹底されたガレージ内にて保管されていたそうですが、その前は屋外にて長期間放置されていたそうで、その関係で下回りが錆びだらけなのだそう。
しかしながら、2024年6月7日時点で、最終入札まで3日残した状態での入札額は150,000ドル(日本円に換算して約2,230万円)。
まさか日本製のネオクラシックカーがここまで高騰するとは…25年ルールをクリアする右ハンドル仕様の80スープラも、一時期5,000万円以上にて取引されていましたが、今回の80スープラは3,000万円を超えてくるのでは?と予想されています。