(2025年)一部改良版・日産の新型リーフが発表→そろそろ次期モデルのデビューも近い?日本の人材派遣会社アスパークが新型SP600でピュアEV最速記録を更新!
(続き)日本の人材派遣会社アスパークが、最新モデルでピュアEV最速記録を更新!
日本は栃木県の人材派遣会社であるアスパークが発表・発売した、ピュアEVハイパーカーの新型アウル(Aspark New Owl)。
今回、このモデルとは別に更にパフォーマンスを向上させた新型SP600が、クロアチアの新興メーカーであるリマック・ネヴェーラ(Rimac Nevera)の最速記録を更新したことが明らかとなりました。
2024年6月8日、アスパークがSP600にレースロジックV-Boxを搭載した状態で計測したところ、438.7km/h(時速272.6マイル)を記録し、ネヴェーラよりも+26.7km/h速く更新しました。
テスト走行の時点でリマック・ネヴェーラの最速記録を更新していたSP600
こちらが今回、最速記録を更新したというアスパークSP600。
製造元は、日本ではなくイタリアのマニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノ社にて製造され、パペンブルクのATP試験場にて限界までテストされたとのこと。
この試験場は、2022年にネヴェーラが過去に最高速度を記録した記念すべき場所でもあります。
約3.9km(2.4マイル)の直線が2つ存在し、ハイパーカーの性能をテストするのに最適な場所で、実は記録に挑戦する前のテスト走行の時点で、アスパークSP600は「421km/h」と「430km/h」の速度に到達し、既にネヴェーラの記録を更新していました。
今回、この記録を更新するためにハンドルを握ったのは、2010年にパガーニ・ゾンダR(Pagani Zonda R)にてニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのラップレコード6分47秒を樹立した、45歳のドイツ人レーシングドライバーであるマルク・バッセン氏。
ちなみにこの人物、メルセデスAMG Oneでもノルドシュライフェの市販車最速記録を更新し、そのタイムは6分35秒となっています。
SP600の詳細は明らかにされていませんが、既に市販化されているアウルのバリエーションではなく、新開発の車として宣伝されているとのことで、おそらくは0-100km/hの加速時間も1秒台である可能性が高そう。
足もとには、ブリヂストン製の特注ポテンザレースタイヤが装備され、量産予定のプロトタイプモデルと説明されています。
ただ、空気抵抗を最大限にまで減らし、スピードを上げるためにサイドミラーが装着されていないことから、公道走行可能な車ではないことは明らか。
なおこのモデルは、マニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノ(MAT)が、イタリア・トリノにある自社工場にて設計・製造し、仮想テストと実車テスト、風洞での空力最適化を行った上で今回の記録に挑戦しています。
SP600は、最高時速431km/hのブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツよりは速いものの、491km/hのシロン・スーパースポーツには及ばないのが現状。
一方で、ケーニグセグは2024年後半にジェスコ・アブソルートをテストし、本当にカタログスペックの531km/hに到達できるかどうか調べる予定であり、ヘネシーパフォーマンスも新型ヴェノムF5が482km/hに到達できるか記録に挑戦する予定です。
M.A.T. Aspark SP600 – New World Record for Fastest Electric Hypercar at 438.7kph
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Reference:motor1.com①、②