マツダ新型CX-80の発表まであと少し!MAZDA3は現行モデルが一部販売終了で2025年へと移行か?マツダが2024年6月14日時点での最新工場出荷目途一覧を更新
日本では全く情報が展開されていない新型CX-80
いよいよ2024年秋以降に発表・発売予定と噂されている、マツダの新世代CXシリーズ&ラージ商品群最後となる新型CX-80。
本モデルは、日本市場や欧州市場向けとして販売される3列シートSUVで、ガソリンモデルやディーゼルマイルドハイブリッド(MHV)、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)が設定されるとの噂があるようです。
既に欧州市場向けに関しては、内外装デザインが先行にて概ね公開されており、一方の日本市場向けはこれといった情報が全く公開されていないため、日本向けの置いてけぼり感と優先度の低さは相変わらず。
この他にも、現行MAZDA3が一部販売終了しているとのことですが、なぜこのタイミングでの販売終了なのかもチェックしていきましょう。
新型CX-80の内外装をチェックしていこう
まずは、こちらが欧州市場向けとして先行発表された新型CX-80。
フロントマスクは、CX-60/CX-70/CX-90と概ね共通の顔つきながらも、縦型基調のフロントグリルやコンパクトなエアインテーク、そしてフロントバンパー形状はCX-80専用に変更。
ただ、フロントヘッドライト意匠は他モデルと大きな違いは無く、はたから見ればマツダの新世代CXシリーズは「金太郎飴」と揶揄されても不思議ではないところ。
あくまでも日本市場向けのCX-60と大きく異なるところは、2列シートではなく3列シートに限定されているところで(CX-8の置き換えモデル)、その分ボディサイズも大きくなることは容易に想像できるかと思います。
欧州ではPHEVとディーゼルマイルドハイブリッドの2種類
パワートレインについては、欧州市場向けだとガソリンエンジンをベースにしたプラグインハイブリッド(PHEV)と、直6ディーゼルターボエンジンをベースにしたディーゼルマイルドモデルの2種類。
全車のPHEVは、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを組み合わせたモデルで、バッテリーのみであれば、航続可能距離は55kmを実現。
一方でディーゼルマイルドハイブリッドは、排気量3.3L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンがベースとなり、運転時のCO2及びNOx排出量が大幅に低減されるとのこと。
そしてトランスミッションは、8速ATがベースとなり、シームレスな加速と快適な走りを提供するそうです。
シートレイアウトは3列6人乗りと3列6人乗りの2種類のみ
シートレイアウトについては、グレードによりけりではあるものの、3列6人乗りと3列7人乗りの2種類をラインナップ。
3列7人乗りは2列目ベンチシート付きで、6人乗りは2列目デュアルキャプテンシート付ですが、後者はウォークスルーアクセス(HomuraグレードおよびHomura Plusグレードの場合)と、他にもセンターコンソール(Takumi Plusグレードのみ)を選択できるというのもポイント。
ラゲッジスペースも広く、内装の質感も高そうだ
ラゲッジスペースに関しては、3列目シートをフラットに折りたたんでも5人の乗客とその荷物を楽に収容できるのもポイント。
また2列目シートも折りたたむと、床下収納を含めて最大1,971Lの巨大な荷物容量にまで拡張されます。
他にも注目したいポイントはたくさんありますが、空間をキュレーションすることに重点を置き、更に本物のメープル材やナッパレザー、クロームディテール、厳選された高級素材をシームレスに組み合わせるところはマツダの大きな強み。
内装の高級感に関しては、日本の自動車メーカーでマツダよりも優れているところは少ないと思いますし、おそらく満足度も高いのではないかと考えられます。