レクサス現行ISが2024年6月27日で受注停止へ。そろそろマイナーチェンジのタイミングも近い?2024年6月21日時点での最新工場出荷目途もチェック
レクサスRXに続きISも受注停止へ
2024年6月3日、レクサスのミドルサイズSUVのRX350/RX350h/RX450h+/RX500hが受注停止となり、サブスクリプションサービスKINTOでも受付けを終了したことをお伝えしましたが、今度は同月27日に現行IS300/IS300h/IS350/IS500が受注停止となることが明らかとなりました。
すでにKINTO公式ホームページでもアナウンスされており、「現在、KINTO ONEにて取り扱い中のLEXUS ISは、(2024年)6月27日(木)17:00にてお申込みを締め切らせていただきます。お申込みご検討の場合は、お早めにお手続きいただきますようお願い申し上げます。」と記載されています。
現時点で2025年モデルの一部改良版・新型ISに関しては、様々な噂が浮上していますが、個人的に気になるポイントもいくつか取り上げていきたいと思います。
2025年モデルでは大幅なグレード整理に?
まずはISのグレード構成について。
これは国内自動車情報誌マガジンXさんでも報じている通りで、以下の4種類のエンジンラインナップから、2種類のラインナップに縮小されると噂されています。
IS300[FRのみ]・・・排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン
→2024年モデルを最後に廃止?IS300h[FR/AWD]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+ハイブリッド
→2025年モデルも継続販売?IS350[FRのみ]・・・排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン
→2024年モデルを最後に廃止?IS500[FRのみ]・・・排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジン
→2025年モデルも継続販売?
以上の通り、法規制などの絡みによりIS300/IS350のガソリンモデルが廃止となりながらも、なぜか最も環境によろしくないIS500は継続販売され、ハイブリッドモデルのIS300hも継続販売されるという噂。
現時点でこの情報が正しいかは不明ですが、個人的には絶滅危惧種のV8 NAモデルが継続して販売することは大賛成ですし、大排気量スポーツカーを途絶えさせないトヨタ/レクサスの姿勢は高く評価したいところ。
内外装にも若干の変化が加えられる?
一方でエクステリアの変更点としては、こちらもマガジンXさんの報道によると、リアエンドの”L”マークエンブレムが廃止となり、代わりにNX/RX/LX/LBXなどに採用される”LEXUS”のレタリングバッジが採用される可能性があるようです。
個人的に”LEXUS”のレタリングバッジは、洗車する際にすき間の汚れを落とすのが面倒なため、洗車用スポンジではなく筆を使わないと落とせないのが難儀なところ。
メンテナンス性よりもデザイン性を重要視しているところは、最近のレクサスの流れを汲むところではありますが、その点も他メーカーと差別化しているのかもしれません。
あとはフロントマスクがLBX顔のユニファイドスピンドルに変更される?といった噂もありますが、個人的に一番注目したいのはインフォテイメント系。
レクサスのラインナップモデルでは、ほぼ廃止されているリモートタッチ操作と旧世代のナビゲーションシステムですが、2025年モデルでもそのまま継続採用されるのか、それともリモートタッチシステムを廃止し、タッチパネル式のみの新世代コネクティッドナビが採用されるのかが気になる所です。
あくまでも個人的な意見としては、運転中でも姿勢を崩さず、おまけに首を動かさずに目の動きだけで操作できるリモートタッチと、目的地設定時のキーワード入力などで、瞬時に操作できるタッチパネル式の両方を採用しているISのインフォテイメント系は、現代のトヨタ/レクサス車でダントツで使い勝手が良いですし、この技術はできれば残してほしいところです。