ホンダ新型フリードe:HEV CROSSTAR(GT6)のココが不満!N-BOX同様にメーター情報がシンプル過ぎて少ない…ナビの明るさ設定がわかりづらい等

良い所は多いが、一方で不満に感じるところも

2024年6月に私に納車された、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリードe:HEVクロスター(Honda New FREED e:HEV CROSSTAR)3列6人乗り[2WD]。

今回は、本モデルのちょっとした不満・気になるポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

主に(無料)高速道路にて活用した際に気になるポイントをまとめていますが、私が他に所有する新型N-BOX Customターボ(JF5)に近い内容でもあるため、予めご了承ください。


新型フリードで初の高速道路走行!早速気になるポイントが出てきた

まずは、新型フリードにて初の高速道路走行へ。

無料高速道路では、片側1車線ということもあり、基本的には周りの流れに合わせながら走行していましたが、前後共に車両が居ないときはアダプティブクルーズコントロール[ACC]で定速走行することに。

ちなみにACC利用時のメーター情報は以上の通りで、ZR-Vやステップワゴン(New STEPWGN)の10.25インチフル液晶メーターのように、「平均燃費」や「航続可能距離」、「瞬間燃費バー」以外にも「自車アイコン」が表示されないのは残念なところ。

もし自車アイコンを表示させたい場合は、ステアリングの左側にあるホームボタンを押すことで、上のように様々なメニュー項目が表示されるので、一番上の「シンプル」を選択すると…

このように自車アイコンが表示されます(夜間時だとテールランプとヘッドライトが点灯するというアニメーションも表示されるのはユニーク)。

ちなみに、前方車両との車間距離が近くなると、透明になっているシルエットに車両の後ろ姿が表示される仕組みになっていますが、流石に普通乗用車とトラック、バイクと区別するようなアイコンではありません。

自車アイコンのリアウィンカーやブレーキランプが点灯

あと、こちらのシンプルメニューでは、上の画像の通り自車アイコンが表示されると「右左折のリアウィンカー」も連動して点滅するようになっていて…

ブレーキランプも点灯するようになっているのは便利。

「シンプル」メニューだと、メーター情報があまりにもシンプル過ぎて情報が少ない

ただ、このシンプル項目を選択すると、先ほどのような「平均燃費」や「航続可能距離」は表示されない上に、なぜか「Tripメーター」と「ODOメーター(総走行距離)」も表示されないのは何とも不親切。

これは新型N-BOXのメーターデザインと同じで、「いくら何でもシンプル過ぎないかい?」とツッコみたくなるような仕上がり。

あとは、せっかく自車アイコンのデザインが凝っているのだから、「ボディカラーを任意で変更できる」とか「AIRだけでなくCROSSTARのアイコンも作ってほしかった」というのが正直な感想です。

パワーフローではODOメーターが表示されるという謎

ちなみに、他のメニュー項目で「パワーフロー」を選択すると、こちらも「平均燃費」や「航続可能距離」「Tripメーター」は表示されないものの、なぜか「ODOメーター(総走行距離)」だけは表示されるという謎仕様。

こちらは再び「シンプル」を選択した場合ですが、どう考えても「ODOメーター」を表示できるだけのスペースが確保されているのに、敢えて表示しない理由は何なのか気になるところ。

80km/hでもEV走行可能なほどにモーターがパワーアップ

あと何気に凄いと感じたのは、走る場所にもよりけりですが、平坦な道の無料高速区間で80km/hで走行してもエンジンが稼働せずにEV走行できることに驚き。

先代フリードのシングルモーターであれば、高確率でエンジン直結になっていたと思いますが、デュアルモーターによるe:HEVシステムにアップグレードしたことで、モーター走行のレンジが広くなり、更に燃費性能の向上が期待できそうですね。

近日中にも、往復470kmほどの高速道路を中心とした長距離移動インプレッションと実燃費がどの程度なのかも紹介できると思いますので、気になる方はもう少しだけお待ちいただけますと幸いです。

2ページ目:新型フリードのナビゲーション画面が眩しい上に設定方法が分かりづらい?