やっぱり中国車はまだ怖くて乗れないな…BYDの高級ブランドDenza D9に試乗→セールス「手を離しても大丈夫!AIが自動運転してくれる」→追突事故
今回の動画はBYD/Denzaにとっても大きな痛手になりそうだ
中国の電気自動車でお馴染みとなるBYDの上級ブランドDenzaに試乗した男性が、営業スタッフから「手放し運転しても大丈夫!」とおススメされ、手放し運転するも「予想通りの展開で酷い」とSNSにて話題に。
これは4S店の営業スタッフが、顧客にDenza(デンザ/デンツァ)のAI技術によるスマート運転機能(半自動運転?)を体感してもらうために行われた試乗会だそうですが、Denzaの技術が全く活かされることなく、前方に停車する車両にダイレクトに突っ込むという大事故が発生しています。
車内のレイアウトやアイポイントなどから、車種はおそらくフラッグシップミニバンの新型Denza D9
こちらが今回、SNS(X ID:@woyongdehuawei)にて投稿された動画の一部。
車内のデザインからするに、おそらくはDenza D9と呼ばれるフラッグシップミニバンだと予想され、海外メディアではトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)に匹敵する高級志向のショーファーカーとして紹介されています。
その見た目もアルヴェルのようなオラオラ顔で、実は2023年10月26日~11月5日に開催されたジャパンモビリティショー2023にも出展されたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルでもあります。
全長5,250mmと非常にロングで、ホイールベースも3,110mmとアルヴェルよりも+110mm長いため、2列目以降の足元スペースや快適性も抜群。
車内には15.6インチのタッチディスプレイも搭載され、2列目のキャプテンシートは10way式の電動パワーシートに加え、最大1,080mmの超ロングスライドが可能な仕様になっています。
高級ブランド&フラッグシップモデルの安全装備の技術は思った以上にポンコツだった
そんな「送迎専用車両」であり、スマート運転機能も備えるDenza D9ですが、上の画像の通り、担当スタッフから「手を離しても大丈夫!この車はAIが自動で運転してくれるから!あとはAIに任せなさい」と自信をもって説明。
ドライバーは半信半疑ではありながらも、渋々ハンドルから手を離すことに。
ドライバーも「これは凄い!」と興奮しながらも、目の前には停車する車が複数台。
ドライバーは少々不安になりながらもブレーキを踏もうとしますが、担当スタッフは「ちゃんと自動で制御が入り、ブレーキもするから大丈夫!」と説明。
全く自動ブレーキすることなく、前方の停車している車両に突っ込む大事故に
しかしDenza D9は全くブレーキすることなく、そのまま前方車両のリアバンパーに向かって勢いよく突っ込んでいきます。
ドライバーが急ブレーキを踏んだときには、時すでに遅しで追突事故に。
事故の衝撃により、後席に座っていた乗員の撮影用カメラもご覧の通り。
こうしたトラブルを見ると、まだ中国車の購入を検討するのは怖いな…
助手席に座っていた営業スタッフは、すぐさま販売店?警察?に連絡を入れていますが、こうした事故やトラブルを見ると、中国車に乗るのはまだまだ不安に感じるところ。
しかもこのDenzaというブランドは、先述の通りジャパンモビリティ-ショー2023にも出展された車両のため、何れ日本にも導入されることが期待されていました。