不正問題で新たに基準不適合となったダイハツ・グランマックスなどが2万台超えのリコール!更に約7万台のフォルクスワーゲン・ゴルフがサイドミラー脱落の恐れ
バッテリーが所定の位置に保持されない恐れアリ
以前、ダイハツの大規模不正問題に絡めて、国土交通省が基準適合性に関する検証結果を公表した際、ダイハツ・グランマックストラック/トヨタ・タウンエーストラック/マツダ・ボンゴトラックといった3車種の小型商用車が基準不適合だったと報告されました。
この報告後、約2週間が経過した2024年7月5日に、3車種・計22,616台を対象にリコールを届け出ています。
不具合内容としては、バッテリーの固定具において、開発時の検証が不十分であったため、後方から衝突を受けた際にバッテリーが過度に移動するとともに固定具が外れる場合があり、バッテリーが所定の位置に保持されないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内調査からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ダイハツ・グランマックス]
・5BF-S403P/S403P-0000101~S403P-0000434/令和2年9月11日~令和5年12月19日/322台(トラックタイプ)・5BF-S413P/S413P-0000101~S413P-0000342/令和2年9月21日~令和5年12月19日/237台(トラックタイプ)
[トヨタ・タウンエース]
・5BF-S403U/S403U-0000101~S403U-0012974/令和2年9月7日~令和5年12月12日 /12,706台(トラックタイプ)・5BF-S413U/S413U-0000101~S413U-0005742/令和2年9月7日~令和5年12月12日/5,576台(トラックタイプ)
[マツダ・ボンゴ]
・5BF-S403F/S403F-7000101~S403F-7002806/令和2年9月11日~令和5年12月12日/2,689台・5BF-S413F/S413F-7000101~S413F-7001192/令和2年9月24日~令和5年12月12日/1,086台
改善措置としては、全車両、バッテリー固定具を対策品に交換し、バッテリーストッパーを追加するリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「ダイハツのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。