【悲報】まさかのブルー廃止?ホンダ新型ZR-Vのボディカラーに変化!タイヤの空気圧の違いで乗り心地はどれだけ変化するのかも検証してみた

意外と細かく検証できていなかった新型ZR-Vの乗り心地について

2023年5月に私に納車されて1年2か月以上が経過した、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。

今回は、本モデルの雑感とタイヤの空気圧の違いによる乗り心地の検証、そして予防安全装備Honda SENSINGに関する感想などをまとめていきたいと思います。

この他にも、材料費+物流費の高騰による価格改訂が行われたばかりのZR-Vですが、早くもボディカラーの見直し?廃止?が行われるようです。

こちらも併せてチェックしていきましょう。


個人的な感想ではあるが、ZR-Vのタイヤの空気圧は適正値よりも+10kPa高めが丁度良さそう

まずは、ZR-Vのタイヤの空気圧について。

ZR-Vに装着される純正タイヤは、フロント・リア共通で225/55R 18インチ 98Hなのですが、タイヤの空気圧は前輪230kPa/後輪220kPaが適正値となっています。

個人的には適正値よりも+1割高めに設定することがほとんどなのですが、ZR-Vの場合はそれだと”コツコツ”感やちょっとしたロードノイズが気になるため、いくつかの条件で2週間~3週間ほど乗って検証することに。

以下の4パターンで検証した結果、「設定④:適正値+10kPa高め」にした方が突き上げもあまり感じられず、コツコツ感も無かったため丁度良い乗り心地でした。

[設定➀:適正値]・・・前輪230kPa/後輪220kPa
◆フロント・リアからの突き上げは抑えられている
◆ロードノイズがそこまで大きく感じない
◆乗り心地としてはマイルドで柔らかめ

[設定②:適正値+20kPa高め]・・・前輪250kPa/後輪240kPa
◆フロント・リアからの突き上げが気になる
◆ロードノイズが大きく感じる
◆乗り心地としてはカタメでスポーティ寄り

[設定③:適正値-10kPa低め]・・・前輪220kPa/後輪200kPa
◆フロント・リアからの突き上げは抑えられている
◆ロードノイズが小さく感じる
◆乗り心地としてはフワフワ寄りで、ロングドライブにはあまり向かない

[設定④:適正値+10kPa高め]・・・前輪240kPa/後輪230kPa
◆フロント・リアからの突き上げは抑えられている
◆ロードノイズがそこまで大きく感じない
◆乗り心地としては若干スポーティ寄りでロングドライブに向いている

単独で使用できるLKASはやっぱり便利

続いては、ZR-Vの予防安全装備Honda SENSING&ドライビングサポート機能の一つとなる車線維持支援システム[LKAS]について。

他のメーカーだと、アダプティブクルーズコントロール[ACC]/レーダークルーズコントロールを使用する際、車線維持支援システムなどのハンドル支援は同時に機能することがほとんどだと思いますが、ホンダの場合はACCとLKASをセットではなく、それぞれ単独で使用できるというメリットがあるんですね。

これはZR-Vやシビック(New Civic, FL)、ステップワゴン(New STEPWGN)、アコード(New ACCORD)にて使用できるもので、「アクセル操作は自分自身で行い、ステアリング操作はLKAS」といった芸当もできるので、こうした組合せを求めているユーザーも多いのではないかと思います。

なぜか新型フリードやN-BOXでは、LKASを単独で使用できない

ただ、こうした組合せのドライビングサポートは、なぜか新型フリードや新型N-BOXでは採用されていないのが残念なところ。

なぜZR-Vなどの上位カテゴリーモデルと差別化してしまったのか?は気になりますし、「何だかな勿体ないなぁ」と感じるところです。

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