これは酷いな…警察庁が2024年上半期の車種別盗難被害状況を公開!何とトヨタ新型ランクル250/ランクル300等が前年比で2倍以上に増加!アルファードやプリウスも増えている模様

(続き)2024年(令和6年)上半期における車種名別盗難台数はこうなっている

続いて、2024年(令和6年)上半期の車名別盗難台数をランキングにてチェックしていきましょう。

【2024年(令和6年)上半期の車名別盗難台数をランキング】

1位:トヨタ・ランドクルーザーシリーズ・・・590台(前年比+334台)

2位:トヨタ・アルファード・・・303台(前年比+55台)

3位:トヨタ・プリウス・・・287台(前年比+27台)

4位:レクサスLXシリーズ・・・112台(前年比-40台)

5位:レクサスRXシリーズ・・・80台(前年比+46台)

6位:トヨタ・ハイエース・・・60台(前年比-17台)

7位:ダイハツ・ハイゼット・・・55台(前年比+1台)

8位:スズキ・キャリイ・・・・44台(前年比-8台)

8位:トヨタ・クラウンシリーズ・・・44台(前年比+3台)

8位:レクサスLSシリーズ・・・・44台(前年比+3台)

以上の通りとなります。


何とランドクルーザーシリーズが前年比の2倍以上に!

今回のランキングで一番の驚きだったのは、ランドクルーザーシリーズの盗難台数が前年比で+300台以上&2倍以上に増えているということ。

これももしかすると、2024年に普及し出した新世代盗難ツールとなるゲームボーイ(別名:キーエミュレーター)が影響しているのかもしれませんが、それにしても盗難被害台数が多すぎるような…

上半期の時点でランクルシリーズが600台近くも盗まれるとなると、年間で通すと1,000台は優に超えてくる恐れがあるわけですが、それだけ車が盗まれやすい環境にあることや、車を盗みやすいツールを持っている窃盗犯が多いのであれば、より一層のシステムセキュリティの取付けや、車両の保管環境も見直していく必要があるかもしれませんね。

もちろん、社外システムセキュリティを取り付けていたり、シャッター付ガレージに保管しているからといって必ずしも盗難を防げるわけではないため、結局はイタチごっこになってしまう部分はあるものの、それでも対策することで防げる可能性が高まることを考えると、やらない後悔で終わらせるよりかは”マシ”と割り切った方が良いのかもしれません。

自動車盗難の情勢や実態もおさえておこう

なお警視庁は、今回の盗難状況に加えて、「自動車盗難の情勢」「自動車盗難の実態」についてもまとめているため、以下に記載してきたいと思います。

[自動車盗難の情勢]

自動車盗難はピーク時に比べると減少していますが、特定の地域では依然として多発しており、次のような特徴が見られます。

○キーなし(盗難時にキーを抜いていた等)の割合が高い
盗難被害に遭った自動車の概ね4台に台がキーなしの状態で被害に遭っています。

○カーナビやナンバープレートも被害
自動車本体だけでなく、カーナビやナンバープレートが盗まれる被害も発生しています。


[自動車盗難の実態]

○犯罪組織が犯行に関与
犯罪組織が自動車盗難に関与している場合があります。

○ヤード等で不正に解体
犯罪グループにより盗まれた車両は、ヤードに運ばれ、不正に解体されているものがあります。
※ヤード・・・警察では、周囲を鉄壁等で囲まれた作業所等であって、海外への輸出等を目的として、自動車等の解体、コンテナ詰め等の作業に使用していると認められる施設をヤードと呼んでいます。

○海外へ不正に輸出
盗難被害に遭った自動車は、解体されて中古部品として海外に不正に輸出されているものがあり、実際に海外において日本で盗難被害に遭った自動車の部品等が多数発見されています。

○他の車両と合体させて販売・流通
解体した盗難自動車を他の車両と合体させて真正な車両として不正に登録を受け、販売・流通させる例があります。

○犯罪組織の資金源となっている
盗んだ自動車やカーナビ等を販売して利益を上げるなど、犯罪組織の資金源となっている場合があります。

○盗んだナンバープレートを他の犯罪に利用
警察の捜査を逃れるため、盗んだナンバープレートを別の車両に取り付け、他の犯罪に使用する場合があります。

1ページ目:2023年上半期は、ランクルシリーズよりもアルファードの方が盗難台数が多かった!

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Reference:警察庁