MAZDA6の後継が遂に現る!マツダ新型EZ-6の開発車両を初スパイショット!アクティブリアスポイラーが稼動するも、未だ全体が偽装される謎
既に内外装デザインは明らかになっているが、開発車両は何気に初めてかも
前回のブログにて、マツダの2ドアオープンスポーツモデルとなるNDロードスター(Mazda ND Roadster)の生誕35周年記念特別仕様車と、2025年モデルとなる一部改良版に関する噂・リーク情報を展開しました。
そして今回は、中国や欧州にて販売される次世代フラッグシップセダンとなる新型EZ-6の開発車両が初スパイショットされています。
果たしてどのようなエクステリアなのか?気になるポイントも含めてチェックしていきましょう。
デザインは判明しているのに、なぜかボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングにて偽装
こちらが今回、マツダのフラッグシップセダンとなるMAZDA6の後継としてラインナップ予定の新型EZ-6と思われる開発車両。
中国市場では、2024年後半頃より発表・発売される予定で、内燃機関を搭載しないピュアEVと、プラグインハイブリッド(PHEV)の2種類をラインナップする予定です。
一方で、欧州市場向けとしてもラインナップされる予定で、現時点ではピュアEVとPHEVの両方を販売するのか、はたまた片方のみを販売するのかは不明。
EZ-6のベースとなるモデルは、長安汽車のプレミアムブランド・ディーパルSL03
改めてEZ-6と思わしき開発車両を見ていきましょう。
ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングにて偽装されていますが、フロントエンドの特徴的な釣り目タイプのヘッドライトや、大口タイプのフロントグリルはまさにEZ-6そのもの(隠せてそうで全く隠せていない)。
ちなみにこの車両、ドイツのテストコースにて初めてスパイショットされたものですが、ベースとなるのは長安汽車のプレミアムブランドである深藍(Deepal:ディーパル)のEVミディアムセダン・SL03。
セダンではありながらも、往年のスタイリングを持つセダンではなく、クーペライクなフォルム
こちらはもう少しサイドから見た開発車両ですが、往年のスポーツセダンというよりかは、どちらかというとトヨタ・クラウンセダン(Toyota New Crown Sedan)のようなクーペライクなファストバックセダンという印象。
この点は時代の変化に合わせてのブラッシュアップしているのだと思いますが、昔ながらのセダンを好むユーザーからすると「こんなのセダンじゃない!」と批判する人も多そう。
競合モデルには、フォルクスワーゲンID.7などが対象になると言われていますが、どの程度の価格帯にて販売するのか気になるところ。
中国と欧州向けでデザインが若干異なる?
そして今回スパイショットされた開発車両ですが、なぜ既に中国にて内外装デザインが明確になっているにも関わらず、今回カモフラージュラッピングにて偽装されているのかは疑問。
もしかすると、中国向けと欧州向けで一部デザイン言語が異なる?という可能性も考えられそう。
電動アクティブリアスポイラーが稼動し、足もとのホイールも欧州専用?
こちらはサイドビュー。
よ~く見てみると、リア部分にはアクティブリアスポイラーが稼動していることが確認できますね。
あとは中国市場向けのホイール意匠とは全く異なるシングルスポークの大口径アルミホイールが装着されていますが、スポークカラーは開発車両用にブラックに塗装されているのか、それとも標準でブラックに塗装されているのかは不明。
ボディサイズは、全長4,921mmと非常に伸びやかで、既に日本国内では生産・販売終了しているMAZDA6 SEDANの4,865mmに比べると60mm近く長いですが、クラウンセダンの全長5,030mmよりも100mm近く短め。