トヨタ新型アルファード (40系)を所有するオーナーが気になるポイントは?「14インチナビの指紋の目立ち具合」「タッチトレーサーの使い勝手」等
良くも悪くも新型アルヴェルは注目されやすいモデルだが
2024年1月に私に納車されて、もうすぐ8か月が経過しようとしているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ・3列7人乗り[2WD]。
本モデルの走行距離も5,000km近くまで伸びてきました。
今回は、納車当初より気になっていたポイントや、SNSなどにて話題になっていたポイントも含めて、実際にオーナーが所有してみてどのように感じているのか?を改めてインプレッションしていきたいと思います。
14インチディスプレイオーディオは大きく見やすいが指紋は目立つ
まずは、アルファードの14インチディスプレイオーディオについて。
トヨタ/レクサスの最大サイズともいえる14インチディスプレイオーディオですが、画面も大きくて見やすいですし、度重なるOTAアップデートにより使い勝手も大幅に向上したのは高く評価できるところ。
ただ、レクサスの旧世代モデルのようにリモートタッチシステムが備わっていないこともあり、上の画像のように少しタッチ操作しただけで指紋が残ってしまうのは清潔感に欠けるところ。
念の為、アルファードのディスプレイオーディオには社外品の保護フィルムに加えて、スマホまもる君にてコーティング施工していますが、残念ながらコーティング施工をしても指紋が付着しづらいというわけでもないですし「反対に指紋が目立ちやすくなってしまった」というのが本音。
こればかりはどうすることもできないので我慢するしかないのですが、せめて差別化や清潔感、更なる高級感を演出する意味でも、レクサスLMなどではリモートタッチシステムを継続して採用してほしかったところです。
タッチトレーサーは未だに使いづらい
続いては、アルファードのメーカーオプションとなっているヘッドアップディスプレイとの連動型となるタッチトレーサー。
これに関しては、本モデルが納車されてからもうすぐ8か月が経過するものの、未だ「使いやすい」と感じたことは無く、「何でこんな使い勝手の悪いものを採用するのだろうか?」「ユーザーからの指摘は無かったのだろうか?」と疑問に思うほど。
おそらくトヨタ/レクサスとしては、ステアリングスイッチに軽く触れたときに、前方を確認しつつヘッドアップディスプレイ上に表示される機能を確認しながら操作することになるため、わざわざステアリングの手元を確認して前方から目を逸らすよりかは安全性が確保されている、という認識なのかもしれません。
しかしながら、実際のところはヘッドアップディスプレイ上にアイコンや説明が表示されてもわかりづらい場合があり、ヘッドアップディスプレイに気を取られて前方の確認を怠ってしまう、そもそもタッチトレーサーに触れてヘッドアップディスプレイ上に各種機能が表示されるために僅かなラグが発生するため、瞬間的なタッチ操作ができないといった問題も。
この点は「慣れ」でしかないと思うのですが、なかには「そこまでしてタッチトレーサーを使う必要もない」「タッチトレーサーが不要ならメーカーオプションを選ばなければ良いだけ」「ヘッドアップディスプレイ上の速度や音楽情報、ナビ情報が確認できれば問題ない」と割り切る人も少なくないのかもしれませんね。