ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR(GT6)が納車されて3か月が経過!4,000km以上走らせての評価の変化は?この車を買って後悔してる?
気が付けば私のフリードの走行距離も4,000kmを突破!
2024年6月に私に納車されて3か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)[2WD]。
早いもので、本モデルの走行距離も4,000kmを突破し、近日中に再び往復470kmの高速道路をメインとした長距離移動が控えているため、月1,500kmペースで距離を伸ばしています。
それだけ乗り心地も快適で加速性能も申し分ないため、コンパクトミニバンでありながらも完成度としてはかなり高いところにあることがわかります。
今回は、本モデルが納車されて3か月経過してのインプレッション内容をまとめていきましょう。
4,000kmを突破しても乗り心地は相変わらず快適
まずはフリードの乗り心地について。
納車された当初は、路面から伝わってくる振動や突き上げが抑えられていて、特に私が以前所有していた競合モデルのトヨタ現行シエンタ (Toyota New Sienta)よりも上質であることをお伝えしました。
納車当初の評価から3か月が経過したわけですが、その評価は今のところ何も変わっておらず、相変わらずシートやフロアから伝わってくる振動は抑えられていますし、アクセルペダルやステアリングホイールに伝わってくる振動も抑えられていて快適。
高速道路やワインディングを利用して移動する機会も多いのですが、様々な路面状況においても快適性が損なわれていないことを考えると、改めてフリードは完成されたコンパクトミニバンであることを再確認。
乗り始めだけでなく、距離も伸ばして更に長いスパンで見て評価していきたい
フリードに関しては、これまでのように1年半縛りの短期所有ではなく、できる限り初回車検を迎えるまで所有しようと考えています。
加えて所有するだけでなく走行距離もどんどん伸ばして、足回りの変化やパーツの馴染み、劣化なども考慮した上で「フリードの乗り味は変わらず維持されているのか?」「距離がどんどん伸びても快適さは変わらないのか?」「違和感や変化は無いのか?」といった、より消費者目線に近い使い方で評価できればと思っています。
セットメーカーオプションは装着して本当に良かった
続いては、フリードのメーカーオプションについて。
私が購入したのは、フリードのラインナップモデルで最も高額なe:HEV CROSSTAR・3列6人乗りで、e:HEV AIR EX・3列6人乗り同様、唯一セットメーカーオプションが準備されたグレードとなります。
具体的なメーカーオプションとしては「マルチビューカメラ[MVC]」「LEDアクティブコーナリングライト[ACL]」「アダプティブドライビングビーム[ADB]」「後退出庫サポート」の4種類ですが、特にマルチビューカメラや後退出庫サポートに関しては、ディーラーオプションのHonda CONNECT 9インチナビか、Honda CONNECT 11.4インチナビを選択しないと連携できないため、この点は見落としがちなポイントであり、個人的にはあまり好みではない抱き合わせ商法。
実は納車される前から”あまり良いイメージを持っていなかった”フリードですが、実際メーカーオプションを装着したモデルを所有してからは、マルチビューカメラの使い勝手はもちろんのこと、アダプティブドライビングビームによる夜間時の視認性向上、アクティブコーナリングライドによる、低速時&ハンドル切った方向に対して明るさを与えることで視界を広げてくれる機能には助かったり、「見落としや死角が無くなった」のは大きな支えだと思います。
特にアクティブコーナリングライトは、競合モデルのシエンタにも搭載されていない機能なので、街灯の無い暗い駐車場や、狭い住宅街を運転するときには、縁石を乗り上げないかどうかなども確認できるため、かなり重宝しています。
MVCやACLが搭載されていないモデルも所有していると、その利便性の違いは顕著
これは実際に使用してみないとわからないところだと思いますが、特に今回のようなセットオプションが一つも装備できないWR-Vの場合は、狭い道や住宅街での移動はもちろんのこと、WR-V特有のフロントフード位置が高く水平なので、特に左側のフロントタイヤの接地感・位置が把握しづらい車の場合だと、タイヤホイールが縁石にヒットしないようにACLやMVCが重宝されるので、改めてフリードのセットメーカーオプション付きのグレードを選択して良かったと思っています。