2025年モデル・レクサス新型IS500 F SPORT Performanceの問合せが増えている?オールSPORT Sモードで走らせての実燃費は?納車後「通算9回目」となる給油記録も

3代目がデビューして12年が経過するが、それでも注目度の高い現行IS

2013年に3代目としてデビューして12年が経過するレクサスIS。

2022年には、IS F以来となる排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するIS500 F SPORT Performanceが発表・発売され、初回抽選限定500台のみとなる特別仕様車First Editionは即完売。

その後、標準車がラインナップされたわけですが、今となってはV8 NAを搭載する国産スポーツセダンはIS500のみとなり希少な存在となっています。

そんなISの次期型に関する情報・噂などはありませんが、2025年モデルの一部改良では、大胆な変更・改良・廃止・追加などが実施される予定です。


2025年モデルの最新情報おさらい

まずはおさらいも兼ねて、2025年モデルの改良・変更内容をチェックしていきましょう。

【(2025年)新型ISの改良・変更一覧】

◇グレード廃止
・IS300h[AWD]
・IS350[FR]

◇ボディカラー廃止
・セレスティアルブルーガラスフレーク
・ブラック×チタニウムカーバイドグレー(Mode Black Ⅲ専用色)

◇特別仕様車F SPORT Mode Black Ⅳを新設定
+サイドミラーカバーを変更(漆黒メッキ仕上げ)
+専用オーナメントパネル(アッシュ銀墨ブラック仕上げ)
+BBS製19インチ鍛造アルミホイール(ブラック塗装)
+パノラミックビューモニター[PVM]

◇IS300h[FR]のAC100V/1,500W専用アタッチメントを追加

◇IS500 F SPORT Performanceに本革シート追加
+F SPORTブラック
+F SPORTホワイト
+F SPORTフレアレッド

以上の通りとなります。

まさかIS350 F SPORTとIS300h[AWD]が廃止となり、実質ISは後輪駆動[FR]のみのスポーツセダンということになりますが、雪国需要も少なくなってきたのか、開発費を回収できるだけの販売需要が無いのか…この点は不明ながらも、ちょっと残念に思う所。

ただその一方でハイパフォーマンスモデルのIS500 F SPORT Performanceに関しては、これまでウルトラスエード(ブラック)×L texのコンビタイプとなるスポーツシートのみが設定されて、シートカラーもブラックの一択でしたが、今回の改良でF SPORT本革シートが選べるようになったのは朗報。

おまけにF SPORT専用のブラックとホワイト、そしてフレアレッドが選択できるようになったため、IS500 F SPORT Performanceに更なる高級感を求める人からすると魅力的だと思うんですね。

実際のところ、私がいつもお世話になっているレクサスディーラーにも現行IS500から改良型のIS500に乗り換えを検討している方も多いと聞きますし、メルセデスベンツ・EクラスやBMW・5シリーズ、アウディA5/A6といったセダン系から乗り換えを検討している方もいらっしゃるそうで、ある意味需要の高いプレミアムモデルなのかもしれません(何気にIS350 F SPORTの廃止も大きいと思う)。

ISは古き装備の使い勝手が良いので、ここまで来たら変更しなくても良いのかもしれない

内外装デザイン自体の変更がなく、おまけに新世代コネクティッドナビが搭載されなかったり、新世代ドライビングサポートLexus Safety Sense+3.0が採用されないのもちょっと残念ではありますが、昔ながらの装備と共に、3世代目の古き良さと渋さ、そして使い勝手の良さが魅力だったりするため、個人的には内外装デザインを大きく変更してこなかったのは、ある意味で良かったと考えています。

2ページ目:IS500 F SPORT PerformanceをオールSPORT Sモードで走らせた場合の燃費はどれぐらい?