【SCOOP!】レクサスRC Fに続き、2026年モデル以降はIS500 F SPORT Performance/LC500も廃止へ…もうV8 NAの国産スポーツカーは新車オーダーできない?
レクサスRC/RC Fの終売も驚きだったが、それに続く驚きの情報も
前回のブログにて、レクサスの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなるRCに加え、ハイパフォーマンスモデルで唯一の”F”モデルとなるRC Fが終売になることをお伝えしました。
またこれに加えて、RC Fは抽選限定200台のみとなる特別仕様車ファイナルエディション(Final Edition)も発売予定であることもお伝えしました。
実はこれらの情報以外に、新たなに入ってきた情報によると、どうやら2026年モデル以降は排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するLC500/LC500コンバーチブル/IS500 F SPORT Performanceが終売予定であるとの情報が入ってきました。
今後レクサスは、EVモデルやダウンサイジングターボモデルを中心に販売か
私がいつもお世話になっているレクサスディーラーからの情報によると、フラッグシップスポーツクーペでお馴染みとなるLCは、2024年12月19日に発表/2025年1月6日に「2025年モデル」として発売されますが、2026年モデル以降はV型8気筒自然吸気エンジンを搭載するLC500/LC500コンバーチブルを終売予定とのこと。
一方のエントリースポーツセダンでお馴染みとなるISに関しては、2025年1月末に「2025年モデル」として一部改良版が新しく発表・発売され、その際にハイブリッド(HEV)モデル×四輪駆動のIS300h[AWD]と、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載するIS350が終売となり、IS300[FR]/IS300h[FR]/IS500[FR]の3種類に限定して販売される予定です。
ただし、2026年モデル以降においては、LC500/LC500コンバーチブルと同じ排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するIS500 F SPORT Performanceが終売予定とのことで、いよいよレクサスからV型8気筒エンジンを搭載するモデルが完全になくなってしまう恐れがあるようです。
唯一のV8 NAを搭載する、国産2ドアスポーツクーペと4ドアスポーツセダンが廃止・終了が予定されているのは残念に思うところですが、RC Fのようにファイナルエディション的な特別仕様車が登場することにも期待したいですね。
今後のレクサスのパワトレがワンパターン化する可能性も?
現時点では、今後レクサスがどのような製品をラインナップしていくかは不明ながらも、RX500hやLM500hといった形でダウンサイジングターボモデルや新世代ハイブリッドモデルを中心にラインナップしていく可能性が高いそうですし、一方で新世代ピュアEVモデルの展開も視野に含まれているとか。
徐々に昔ながらの自然吸気エンジンや2.0Lターボなども淘汰されているレクサスですが、パワートレインも更に限定的になっていく可能性もあり、また一つレクサスの面白みが失われてしまうのでは?といった不安も。
そう考えると今後は、パワートレインも「2.5L+ハイブリッド」や「2.4Lターボ」、「2.4Lターボ+ハイブリッド」に集約されてワンパターン化してしまうことも考えられそうですね。
ちなみに終売つながりで言えば、レクサスのコンパクトSUVでお馴染みとなるUX300h/UX300eも、2025年度より生産・販売終了と報道されています。
もちろん、GX550やLX600/LX700h、LS500h/LS500、LC500hといったレクサスのフラッグシップモデルに関しては、V型6気筒ツインターボエンジンもしくはV型6気筒自然吸気エンジンをベースにラインナップしていくのだと考えられますが…
一方のLM500h/LM350hは、直4ターボ+ハイブリッドもしくは直4NA+ハイブリッドベースでラインナップされることを考えると、レクサスのフラッグシップミニバンとしての立ち位置としては適正なのか?価格帯含めて妥当といえるのか?といった疑問は出てくるかもしれませんね。