レクサス新型LX600が納車されて1年7か月が経過!盗難リスク等の不満に思うことはあれど「盗まれずにいることが奇跡」なのかもしれない

(続き)レクサスLX600が納車されて1年7か月経過してのインプレッション

引き続き、レクサス新型LX600が納車されて1年7か月経過してのインプレッション内容をまとめていきましょう。

リヤシートエンターテイメントシステムは不便に思うことも

続いては、LX600のリヤシートエンターテイメントシステムについて。

ランクル300でもメーカーオプションとして設定されているシートバックモニターですが、運転席・助手席のヘッドレストに設けられる関係で、使い勝手としては良いのような悪いような…正直微妙なんですよね。

特に長距離移動を運転した後、近くのサービスエリアや道の駅、コンビニなどの駐車場で少しだけ休もうと思って運転席もしくは助手席をリクライニング → 後席に人が乗っていた場合、リクライニングしすぎるとリアモニターが後席に座る人の膝や太ももに接触する恐れがあります。

これは後席に人が乗っていない場合も同じで、休憩するときにできる限りリクライニングしようと思ったとき、後席モニターの存在に気付かないまま倒してしまうと、リアモニターが干渉してしまう恐れがあるため、気を使って休むことができないんですね。

見た目は豪華で魅力的だと思うんですけど、いざ所有してみると不満に思うことも多いリアモニター。

何よりも、後席を乗降りする際にモニターに当たらないように気を遣うのも大変(配置的にバッグなどが当たる危険性もあった)。

LX600やランドクルーザー300は、2列目の後部座席の足元が狭いこともあって乗降りし辛いですし、ラダーフレーム構造をベースにしたオフロード志向のSUVということもあって、決してラグジュアリーなモデルとは呼べないのですが、無理してシートバックにモニターを搭載することが正解だったのか?と言われると微妙。

だからといって、ミニバンのように天吊りモニターを設けるのも距離的にも異なりますし、そもそもLX600やランクル300にリアモニターを設けることは正解なのか?というのも考え所なのかもしれません。


2025年もLX600の受注が増えるだろう

以上、私のLX600が納車されて1年7か月経過してのインプレッションとなります。

既に多くのレクサスディーラーではバックオーダー分の生産・登録・納車を完了しているとのことで、いよいよ2025年モデルに向けて受注再開の準備が進められるわけですが、一方で心配なのは盗難件数が更に増えないか?ということ。

兄弟車であるランクル300の盗難被害も、SNSやテレビニュースで多数放送されていますし、LX600も市場に出回る数が増えれば増えるほど、その分盗難の割合も増えて来るため、一刻も早く窃盗集団が捕まることを祈るばかりです。

そして、今もこうして自分自身がLX600を所有できていること、盗まれずにガレージにいることも奇跡だと思っているため、これからも大事にしていきたいところです。

1ページ目:LX600の所有満足度は高いが、常に「覚悟」を持たなければならない?

レクサスLX600関連記事