1台目に納車されたレクサスLX600の売却準備へ。巷で話題の「ワンソク方式」のメリット/デメリットは?新型LX700hへの入れ替えはどうなる?
2022年8月に1台目として納車されてもうすぐ2年5か月、そろそろ売却準備へ
2022年8月に私の父親用として購入・納車され、すでに2年4か月(28か月)以上が経過しているレクサス新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]。
走行距離も25,000kmを突破し、初回車検を受ける前の30か月点検(2025年1月末~2月頃)を受けた後に売却することを予定していたため、その時期が来たためにそろそろ売却準備を進めていこうと考えています。
現時点では、どのようにして売却するかは決めていないものの、高価格帯の個体ということもあって、久しぶりにMOTAを使って一括査定及び複数社を集めての入札方式にするか、それとも普段通りいつもお世話になっている1社の買取業者にするか悩んでいるところです。
複数社を集めての入札形式はメリットもあると思うが、個人的にはデメリットの方が大きい
なお、一か所に複数社の買取業者を集めての入札形式(巷ではワンソク方式と言われている模様)にするとなると、競売になるので1社だけの査定に比べて高値で買取していただけるというメリットもあるのですが、一方でデメリットとなることも。
具体的なメリットとしては以下の通りで、実際に私が経験した内容をまとめています。
■複数社での同時査定となると、その日のスケジュールを調整しなければならない上に、急きょ変更するとなると、複数社に日程調整してもらわないといけない
■複数社ともなると場所を大きくとり、一か所に集まる人数も多くなるので、田舎のご近所さんからは「差し押さえ?」「何かやらかしたのでは?」と変な噂がたってしまう
■全社の査定額(買取額)が揃うまでに時間がかかる(早いときで1時間、遅いときで2時間半かかったときも)
上記はあくまでも一部になりますが、今回のように盗難被害の多いLX600ともなると、その一台に黒スーツを着た業者が何人も集まるとなると、はたから見たらかなり危険な雰囲気であることは間違いなく、ましてや書類準備や写真撮影などをしていると「どう見ても差し押さえだよね、アレ」と勘違いされても不思議ではないんですね。
そう考えると、そこまでのリスクや時間的な制約により、本業の合間を縫って査定をお願いするとなると支障を来すため、一括査定及び入札形式はデメリットが多すぎる?ようにも考えられるんですね。
これはあくまでも、私のような人間が活用する場合に生じるデメリットの一部になるため、全ての方が該当するわけではないので参考程度に見て頂けますと幸いです。
1台目に納車されたLX600の走行距離は2.5万km超え
なお1台目に納車されたLX600の走行距離は、既に25,000kmを超えており、特に目立ったキズや不具合、故障なども無く健在。
やはりトヨタ・ランドクルーザー300をベースにした「生きて帰って来られる車」をテーマにしているだけあって、道中安心して走れるという信頼性の高さは他のモデルには無い強みだと思っています。
メーカーオプションとして装着した22インチタイヤホイールも、ランクル300と大きく差別化してラグジュアリーさが強調されていますし、個人的には満足度の高い足もとだと考えていますが、一方でブレーキディスクが小さすぎて迫力に欠け、ブレーキの制動力はスッカスカ。
NX F SPORT/RX F SPORTのブレーキング性能を知っている身からすると、LX600のブレーキングは心許ない印象で、大きなボディサイズに全くマッチしないスペックなので、もう少し足回りに力を入れてほしかったところですし、中東やアメリカなどでラインナップされているLX600 F SPORTのブレーキングは差別化されているのかも気になる所です。