これ本当?大手カーメディアがフルモデルチェンジ版・スズキ新型ワゴンRが2025年秋に登場と報道。次期ムーヴに対抗して後席スライドドアを採用との噂

(続き)2025年秋頃にスズキ次期ワゴンRは登場するのか?

引き続き、国内自動車情報誌ベストカーさんが報じる、スズキのフルモデルチェンジ版・新型ワゴンRについて見ていきましょう。

ワゴンRにストロングハイブリッドが搭載?

続いて、ベストカーさんが報道している次期ワゴンRについてですが、後席スライドドアの採用を最大トピックスとしながらも、もう一つ大々的に取り上げているのがストロングハイブリッド。

排気量660cc 直列3気筒エンジンをベースにしつつ、ビッグマイチェン前のソリオ/ソリオバンディットに採用されていたAGS(オート・ギア・シフト)ストロングハイブリッドがワゴンRに搭載されるとのこと。

これにより大幅な燃費向上が期待できるとのことですが、具体的な燃費性能については記載されていないことから、こちらも本当に搭載されるのかは疑問(そもそもスライドドアが採用されるのかも、もっと言ってしまえば2025年秋頃にフルモデルチェンジするのかも疑問ですが…)。


ベストカーさんが予想するスペックや価格情報について

全体的に信憑性の低い次期ワゴンR情報ですが、ベストカーさんが報じる同車の予想スペックは以下の通り。

●ボディサイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,650mm

●ホイールベース:2,460mm

●車両重量:850kg

●パワートレイン:排気量660c 直列3気筒エンジン+ストロングハイブリッド

●エンジン出力:54ps

●エンジントルク:58Nm

●モーター出力:10ps

●モータートルク:29Nm

●トランスミッション:CVT

●予想価格:130万円~190万円

以上の通りとなります。

価格情報は現行モデルの価格の端数を繰り上げしただけ

なお参考までに、2025年3月時点での現行ワゴンRシリーズの価格帯は以下の通り。

●ワゴンR FX:1,294,700円~1,420,100円

●ワゴンR HYBRID FX-S:1,463,000円~1,586,200円

●ワゴンR カスタムZ HYBRID ZX:1,551,000円~1,674,200円

●ワゴンR カスタムZ HYBRID ZT:1,710,500円~1,833,700円

●ワゴンR スティングレー HYBRID T:1,765,500円~1,888,700円

この価格情報から、ベストカーさんは次期ワゴンRの価格情報を130万円~190万円と予想していますが、単純に現行モデルの最安値と最高値の端数を繰り上げすることで、いかにも次期モデルっぽい価格設定にしているだけなのでは?と思うんですね。

ストロングハイブリッドを搭載する以上、ここまで誤差レベルの価格差しか生じないのはあり得ないことだと思いますし、どちらかというとメーカーに対して「この価格で販売できるだろう」という冒涜にも思えたり。

材料費や物流費の高騰、予防安全装備のアップデートなども考慮すると、最低でも+20万円アップは避けられないのでは?と予想しています。

何れにしても、何を根拠に130万円~190万円の価格帯になると言い切れるのか、ベストカーさんには具体的な根拠を示してほしい所ですね。

1ページ目:次期ワゴンRには後席スライドドアが採用されるのか?

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