ホンダ現行ZR-Vが受注停止へ…そろそろ大幅改良に向けての準備か?現行ヴェゼル e:HEV PLaYの在庫が謎の売行き→海外向けに転売されている恐れ?

(続き)販売店も注視している?ヴェゼルの「あのグレード」がヤバイ

続いて、ホンダの主力モデルでBセグメントSUVとなる現行ヴェゼル (Honda New VEZEL)について見ていきましょう。

ガソリンエンジンのみをラインナップするWR-Vとは異なり、ガソリンとハイブリッド e:HEVの2種類をラインナップするヴェゼルですが、実は「とあるグレード」だけを複数台購入するユーザーが増えているとのこと。

2025年2月~3月にかけて「とあるグレード」を購入する業者や個人ユーザーが増えている一方で、ホンダディーラー側も注視もしくは(シビックタイプR (FL5)のフォーマットをベースに)誓約書にサインを求めるよう呼び掛けているそうですが、一体なぜこのようなことが起きているのでしょうか?


どうやらe:HEV PLaYが高額値で転売・輸出されているようだ

私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、どうやら2025年2月あたりから不自然に売れているのがヴェゼル e:HEV PLaYだそう。

何が不自然なのかというと、在庫車として販売しているにもかかわらず「値引き・割引きがゼロ(0)で、おまけにディーラーオプションも全く選択されていない状態」で売れているとのこと。

しかも、同月に入ってからヴェゼル e:HEV PLaYの輸出が増えているとの情報もあるそうで、こうした不自然な購入をするユーザーは、マイカーとして購入しているのではなく、シンプルに輸出用として購入しているだけなのだと推測。

具体的にどれぐらいの価格帯にて輸出・転売されているのかは不明ですが、個人や業者で「複数台契約」している例があるということは利益も出ているでしょうし、販売店が注視するのも無理はないところ。

ヴェゼルの新規受注が落ち着いているなかで、やたら不自然に購入されるe:HEV PLaY。

まさかヴェゼルを投機・転売目的で購入する方々が多くいらっしゃるとは…

販売店だけでなくメーカー側も問題視しているとの情報ですし、だからといって販売店側にペナルティが課されるわけでもないため、業販や法人などに販売するのを制限する以外は難しいでしょうからね…

そもそも右ハンドル仕様で輸出となると、東南アジアなど対象国が限定されると思いますが、一方でここ最近何かと話題になっていて、おまけに右ハンドル仕様の輸入が許可されているスリランカという線も考えられるかもしれませんね。

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