国内カーメディアがマイナーチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンの情報を公開→「PV集めの飛ばし記事?」「本当に取材したのか?」も怪しい内容に
(続き)公式カーメディアが公開しているマイチェン版・ホンダ新型ステップワゴンについて
引き続き、公式カーメディアが公開しているマイチェン版・ホンダ新型ステップワゴンについて見ていきましょう。
特別仕様車ブラックエディションはe:HEV SPADA PREMIUM LINEがベース
続いて、特別仕様車スパーダ・プレミアムライン・ブラックエディションも同様ですが、本モデルに関しては、ハイブリッドモデルのe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]をベースにした特別仕様車であるにも関わらず、今回の記載内容だとガソリンモデルのSPADA PREMIUM LINE[2WD/4WD]も特別仕様車が追加設定されるの?と勘違いしてしまう内容です。
なぜ公式を名乗るカーメディアが、ここまで曖昧で誤解されるような情報を展開するのかは不明ですが、先ほどの通り「4ページ構成」「肝心のマイチェン情報がほとんど記載されず抽象的」「現行ステップワゴンの情報の繰り返し」「競合モデルの情報をダラダラと羅列」していることを考えると、おそらくはPV集めのための飛ばし記事である可能性が高そう。
そもそも、今回のマイチェン情報は「本当にホンダディーラーにて取材した情報なのか?」「業界関係者とは一体どのような人物なのか?」「そもそも業界関係者は存在するのか?」も怪しいところ。
なお参考までに、carviewさんではステップワゴンの「内外装のブラッシュアップ」と曖昧な記載をしていますが、厳密にはフロントグリルの刷新ではありながらも、内装は特に変更される予定は無し(シートベンチレーションやヘッドアップディスプレイといった機能も設定されず…)。
ディーラーオプションのセンターナビゲーションディスプレイに関しても、8インチ/9インチ/11.4インチの3種類がラインナップされる予定で、8インチに関してはマルチビューカメラとの連動ができないので注意が必要です。
予防安全装備Honda SENSINGがアップデート?
最後は予防安全装備Honda SENSINGのアップデートについて。
これは厳密にはHonda SENSINGがアップデートされるわけでも、新世代予防安全装備Honda SENSING 360が追加設定されるわけでもなく、全グレードにおいてブラインドスポットインフォメーション[BSI]や急アクセル制御機能が標準装備されるだけ。
この他、アクティブコーナリングライト[ACL]やバニティミラー横にLEDランプが追加設定されるなど、ドライビングサポート機能とユーティリティが充実する位で、「ステップワゴンから特別にアップデートされるような注目トピックスは無し」。
「Honda SENSINGがアップデート」となると、ZR-Vやシビック、CR-Vには設定されないような機能が追加される?と誤解される危険性があるので注意が必要です。
ただ個人的には、現行ステップワゴンで不満に感じていたアダプティブクルーズコントロール[ACC]の前車への追従精度と減速の精度があまりにも不自然に感じるため、この点は是非とも改善してほしいところです。
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