ホンダ新型プレリュードの実車インプレッション!「従来のホワイトとは異なる専用カラーを採用?」「シート形状はシビックタイプR (FL5)がベース」等
(続き)ホンダ新型プレリュードの機能や内装もインプレッション!
引き続き、ホンダ新型プレリュードの機能や内装についてインプレッションしていきましょう。
アジャイルハンドリングアシストにはプレリュード専用機能も

続いて、こちらも注目したいのがアジャイルハンドリングアシストについて。
ホンダの現行モデルでは標準的に採用されているアジャイルハンドリングアシストですが、この機能は、車両の横すべり時など限界領域で作動するVSAに対し、ドライバーのステアリング操作に合わせて限界領域の手前でブレーキを緻密に制御し、コーナリング時にスムーズで且つ、狙い通りの走行ラインをトレースしやすくする旋回支援システムを指します。
基本的には、コーナリングでの回頭性やライントレース性を向上させたり、旋回内側のブレーキを緻密に制御、ターンイン時、そして旋回中~コーナー脱出時などのビジーな状況でも作動する便利な機能なのですが、どうやらプレリュードには「ブレーキ時も作動」する専用設計になっているそうです。
プレリュードのシートには強いこだわりがあるようだ

続いてはインテリアを見ていきましょう。
ホンダ公式が公開したプレリュードの内装では、シートヒーターが備わっておらず、ステアリングヒーターも備わっていない快適性の低そうな仕様になっており、しかしカーメディア系YouTuberの動画を見ていくとシートヒーターが備わっているなど、装備内容の一貫性の無さが露呈。
グレードが複数で構成されていたり、メーカーオプションで準備されているならまだしも、そういった細かな説明がないため、この点はホンダのPRの下手くそなところ(そもそもシートヒーター無しの内装画像を採用している時点でホンダのやる気が全く感じられない)。
シート形状はラグジュアリーながらも、シビックタイプR (FL5)がベース

続いてシート表皮も見ていくと、座面とサイドサポートは本革もしくはプライムスムース仕上げだと予想され、更にシートカラーはネイビー×グレージュのデュアルトーンを採用。
シート形状に関しては、シビックタイプR (FL5)のようなスポーツバケットシートに近い形状でありながらも、運転席と助手席でサイドサポート形状が異なっていたり、座面の高さが異なるなどの違いがあるのもユニーク。
なおシート調整に関しては、運転席・助手席ともに手動調整(マニュアル)式になっているため、この点はラグジュアリー志向のプレリュードとしてはちょっと賛否が分かれそうなところかも?しれません。
1ページ目:プレリュードのホワイト系は従来のホワイトと異なる?


