フルモデルチェンジ版・レクサス新型ESに採用されるかもしれない新技術は?シグナル・ロード・プロジェクション等…2025年4月18日時点での最新工場出荷目途も更新

レクサスはセダンを諦めていない!だからこそ新型ESは絶対に失敗できない

2025年4月16日、レクサスが突如として公開したフルモデルチェンジ版・新型ESのティーザー画像&ティーザー動画。

同月23日より中国にて開催される上海モーターショー2025にて、ワールドプレミアされることが決定し、実に7年ぶりとなるフルモデルチェンジになります。

実は現行7代目となるESも、2018年4月25日に中国・北京モーターショーにて発表されたため、中国での市販化を想定したモデルになるわけですが、今回の新型ESも中国での市販化はもちろんのこと、日本やアメリカでの市販化にも注目が集まります。

そんな8代目となる新型ESに採用されるであろう機能、採用されてほしい機能について予想していきたいと思います。


新型ESに採用される可能性の高い新機能

まずは、レクサス新型ESに採用される可能性の高い新機能について見ていきましょう。

以下の機能は、新型ESのティーザー動画から読み取れる技術に加え、これまでのレクサス/トヨタに採用されている(もしくは、これから採用される)技術がほとんど。

そのため、”新機能”というよりも「ESシリーズに初めて採用される機能」と考えた方が良いかもしれません。

●Eラッチ式アウタードアハンドル
→NX/RX/GX/LM等にて採用済み

●14インチ巨大ディスプレイオーディオ
→NX/RX/GX/LM等にて採用済み

●タッチトレーサーシステム(ヘッドアップディスプレイとの連動型)
→NX/RX/LM等にて採用済み

●12.3インチフル液晶メーター
→LS/NX/RX/GX/LM/LX等にて採用済み

●後席シートヒーター&シートベンチレーション
→RX/LM/LX等にて採用済み

●Toyota Safety Sense+3.0
→NX/RX/GX/LM等にて採用済み

●Lexus Teammate・アドバンスドパーク&アドバンスドドライブ(渋滞時運転支援)
→NX/RX/GX/LM等にて採用済み

●リアエンブレム”LEXUS”LED点灯
→欧州向けトヨタ新型C-HRにて採用済み

●ホイールのハブボルト締結
→NX/RX/IS等にて採用済み

●ホイールセンターオーナメントの2.5D化
→2025年モデルのNX/LBXにて採用予定

●新世代四輪駆動(DIRECT 4)システム
→RX/RZ等に採用済み

●四輪操舵(4WS)
→RX/RZ等に採用済み

●デジタルインナーミラー
→NX/RX/GX/LM等にて採用済み

以上の通りとなります。

新型ESに採用されて欲しい新機能

続いて、新型ESに採用されて欲しい新機能についても見ていきましょう。

★シグナル・ロード・プロジェクション[SRP]
→マイチェン版・トヨタ新型カローラクロスにて採用予定

★新世代Lexus Safety Sense+3.5 or Lexus Safety Sense +4.0
→未だ採用無し

★新デザイン言語のインテリア
→未だ採用無し

以上の通りとなります。

シグナル・ロード・プロジェクション[SRP]搭載車を発表する記念すべき1台目のモデルは、実はカロクロではない可能性も?

シグナル・ロード・プロジェクション[SRP]については、2025年5月23日に発売予定となっているマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)にて採用される予定ですが、実はその前に、新型ESにて「トヨタ/レクサス初」として採用される可能性も高そう。

さすがにトヨタが先行して技術公開するのも微妙なところですし、ユーザーの多くが「レクサスで初めて採用されてこそ、トヨタにも後追いで採用されることにブランドの上下関係が成り立つ」と考える方も少なからずいらっしゃると思うんですね。

日本車として初めてサイドミラーレスカメラが採用されたときのように、SRPがどのようにプロモーションされるのか注目です。

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