相変らず燃費バグってるな…日産の新型フェアレディZ (RZ34)でロングドライブ!「スポーツカーは壊れやすい、燃費悪い」といったネガティブイメージがあるが…?
私の中で良い意味で裏切られたスポーツカーが日産フェアレディZ (RZ34)
2023年2月に私に納車されて、もうすぐ2年2か月が経過する日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)version ST[9速AT]。
発売当初は街中でも全く見かけなかった新型Zですが、2025年春を迎えてからは、特に週末の街中やワインディングなどで見かけることが多くなりました。
ようやくユーザーの元へ多くのRZ34が納車されるようになり、これから更に目撃頻度も多くなると期待しています。
今回は、そんなRZ34にて約300km走らせての燃費性能はどれぐらいなのか?2025年春を迎えてのトータル平均燃費、そして無給油でどれぐらい走れるのか等を見ていきましょう。
「安心して乗れるスポーツカー」というイメージは、購入を検討している人からしても重要かもしれない
まずはRZ34と桜並木のコラボ。
今回で3回目の春を迎えることとなったRZ34ですが、まさかここまで長期間所有するとは思わなかったですし、改めてRZ34の魅力に気付けたのは良かったところ。
特に大きなトラブルなども起きず、走行不能となるようなリコールもなく元気に距離を伸ばしているため、「安心してスポーツカーに乗れる」というのが、この車の最大のグッドポイントかもしれません。
スポーツカーは様々なネガティブイメージが定着しているが…
スポーツカーと聞くと、「壊れやすい」「乗りにくい」「運転が粗い」「維持費がかかる」といったネガティブイメージが強いのですが、最近のスポーツカーの品質は大幅に向上し、メンテナンス費用もコンパクトカーやミニバンなどと大きな差が無いため、個人的には見た目とコスパの高い車だと考えています。
ちなみに、RZ34で「壊れたパーツ」などは無いですし、不具合やトラブルなども特に無し。
あと、「運転が粗い」というのは車の問題ではなく乗り手の問題になるため、必ずしもフェアレディZ含むスポーツカー乗り全員の運転が粗いというわけではないので、その点はご注意ください。
RZ34の燃費は相変わらずバグってる
そして、前回給油から約636km走らせての区間平均燃費が、上の画像の通り。
主に高速道路やワインディングを走らせての燃費となりますが、排気量3.0V VR30DDTT型V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力405ps/最大トルク475Nmを発揮しての平均燃費が「13.8km/L」は優秀。
おまけに航続可能距離も156km残っているので、走り方次第では無給油750km~800kmは走れるかもしれませんね。
なお参考までに、2025年4月20日時点での「2025年4月度」の総走行距離と平均燃費、各項目の区間平均燃費は以下の通り。
[パターン➀]
走行距離:207km
走行時間:3時間4分
平均燃費:13.1km/L[パターン②]
走行距離:87km
走行時間:1時間27分
平均燃費:15.7km/L[パターン③]
走行距離:71km
走行時間:1時間12分
平均燃費:14.5km/L[パターン④]
走行距離:187km
走行時間:2時間57分
平均燃費:14.5km/L[パターン⑤]
走行距離:87km
走行時間:1時間47分
平均燃費:14.6km/L[パターン⑥]
走行距離:306km
走行時間:7時間6分
平均燃費:12.9km/L
[トータル]
走行距離:945km
走行時間:17時間35分
平均燃費:13.7km/L
以上の通りとなります。
2025年4月は、最低でも1,200km~1,500kmぐらいは走らせる予定ですが、V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するノンハイブリッドのスポーツモデルで、ここまで低燃費に走って来れるのは嬉しいところ。
本モデルを購入して、良い意味で一番裏切られたのが燃費性能なので、走る場所によっては無給油700~900kmは走れること、燃料タンク容量62LとZ34に比べて10L小さくなっているものの、満タンでのガソリン代が11,000円ぐらいで抑えられることを考えると、大分エコに近いスポーツカーなのではないかと思います。