フルモデルチェンジ版・トヨタ新型RAV4と思わしきティーザー画像での気になるポイント!「ガソリンモデル廃止を示唆?」「使い勝手最悪な”アノ機能”を採用か」等

ワールドプレミアまであと少し!次期RAV4の気になるポイントとは?

2025年5月12日、突如としてトヨタ公式より公開されたフルモデルチェンジ版・新型RAV4と思わしきティーザー画像。

しかもトヨタ公式から、2025年5月21日の午前10時に正式発表することが告知されたわけですが、具体的な車種名までは明かしていないものの、ティーザー画像全てに「Life is an Adventure」の表記があることから、アドベンチャーグレードをラインナップするRAV4である可能性が一気に高くなったわけですね。

トヨタの主力グローバルモデルともいえるRAV4ですが、今回のティーザー画像を見た上で、ちょっと気になるポイントがいくつかあったのでチェックしていきたいと思います。


電制シフト=ガソリンモデル廃止を示唆?

まず新型RAV4と思わしきティーザー画像で真っ先に気になったのが、センターシフト形状。

ドリンクカップに「Life is an Adventure」と表記されているのもオシャレ

いわゆる欧州車などでも採用されるような電制シフトが搭載されているわけですが、現時点で詳細は不明ながらも、現行RAV4にて搭載されるようなアウトドアモデルを前面に押し出したシフトノブではないために、もしかすると次期RAV4はガソリンモデルの廃止を示唆している?ようにも考えられるんですね。

トヨタは近年、カーボンニュートラルの目標達成のため、カローラスポーツ/カローラツーリング/カローラセダンに加え、カローラクロスもガソリンモデルを廃止にしてハイブリッド(HEV)に一本化しています。

これは販売台数の多い主力モデルだからこそ、可能な限りガソリンモデルを廃止にしてEV化する狙いがあるのだと思われますが(アメリカ向けだと主力セダンの新型カムリもHEVに一本化にしている)、RAV4も例に漏れず、日本市場だけでなくアメリカ市場でも大ヒットモデルになる可能性が極めて高いため、これから更に販売台数を増やしくことを考えると、ハイブリッド(HEV)/プラグインハイブリッド(PHEV)/ピュアEV(BEV)の3本立てに限定することは想像に難くなく、その意味も含めて電制シフトを前面に押し出してきたのではないかと予想しています。

運転席周りの情報量もかなり多いが、気になるポイントも…

続いては、運転席周りの装備内容について。

メーター上にも「LIFE IS AN ADVENTURE」の表記が…

これは前回のティーザー画像紹介のブログでも触れましたが、次期RAV4では以下の機能が採用される可能性が高そうです。

★メーターは12.3インチのフル液晶メーター(メーターデザインは現在のトヨタの12.3インチとほぼ変化無し)

★メーターフードレスで無骨な形状にしているのはRAV4のキャラクターを鑑みてか?

★ヘッドアップディスプレイを搭載するが、機能性や投影サイズも大幅拡大か

★多機能型ステアリングスイッチは、アルヴェルやレクサスNX/RXのようなタッチトレーサー式ではない

★ドライバー監視モニターが搭載されていることから、トヨタチームメイト・アドバンスドドライブ(渋滞時運転支援)の採用は濃厚

★14インチ巨大ディスプレイオーディオは、アルヴェルと異なり物理ダイヤル無し

★本革巻きステアリングは全周ではなく、一部にハードプラスチックもしくは専用オーナメントパネルを採用か

★パドルシフトの設定は無し

★ワイパーが見えないことから、フルコンシールドワイパーの可能性が高い

以上の通りとなります。

ステアリングヒーターは全周ではなく部分的に温まるのみ?

これらの要素から、個人的にちょっと気になっているのがステアリングヒーター。

ステアリングホイールは本革巻きで間違いなさそうですが、オーナメントパネルの面積がそれなりに大きいことから、もしかするとステアリングヒーターは全周ではなく、現行RAV4同様に1時~4時部分と7時~10時部分しか温まらない可能性が高そう。

次期RAV4はコンシールドワイパーを採用している?

そしてもう一つが、ティーザー画像で見てお分かりの通り、ワイパーブレードが全く見えないということ。

これもあくまで私の勝手な予想ですが、クラウンシリーズのようにフルコンシールドワイパーを採用している可能性が考えられそう。

ちなみにフルコンシールドワイパーは、上のトヨタ公式YouTube動画にもある通り、ボンネット後端に格納されている関係で、一般的な方法で「手動でワイパーを立てる」ことができない構造になっています。

そのため、洗車やワイパーゴムの交換などを行う場合は、以下の方法で操作しないとボンネットを傷つけてしまう危険性があるので、メンテナンス性は最悪なんですね。

➀パワースイッチをオフにする:車の電源をオフにする

②ワイパースイッチを操作する:ワイパースイッチを約2秒以上上に押し上げ続けると、ワイパーがサービスポジションに移動する

③ワイパーを立てる:ワイパーがサービスポジションに移動したら、ワイパーを立てることができる

以上の通りとなります。

他の欧州車メーカーはもちろんのこと、ホンダだと現行ステップワゴンやZR-V、シビックタイプR (FL5)などもコンシールドワイパーを採用していますが、個人的にはあまりメリットが感じられない機能でもあるため、スタンダードなワイパーでも良いのでは?と思ったりもします。

窓ガラスが乾いている状態でワイパーをかけるのがイヤな私にとっては、コンシールドワイパー機能は無駄な機能でしかない

2ページ目:次期RAV4のボディサイズは更に大きくなる?それとも全長は短くなる?