マイナーチェンジ版・トヨタ新型シエンタが2025年8月に発売とリーク!何と電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]採用との噂も
もし本当に電動パーキングブレーキが採用されるのであれば、フリードの立ち位置もかなり危ういな…
トヨタのエントリーコンパクトミニバンでお馴染みとなるシエンタ (Toyota New Sienta)。
2022年8月に3代目としてフルモデルチェンジを果たして3年が経過するため、そろそろFMC後”初”となるマイナーチェンジを期待したい所ですが、どうやら2025年8月に発売されるとの噂が浮上しています。
前回のブログでは、「2025年夏頃に発売予定との噂」が浮上したものの、エントリーミニバンという立ち位置である以上、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]は採用されないのでは?と推測していましたが、どうやらEPB+ABHが採用されるとのリーク情報有り。
これにより、競合モデルとなるホンダ新型フリード (Honda New FREED)の立ち位置がかなり危うくなるかもしれません。
今回の改良はあくまでも商品改良がメインで、内外装デザインの変更は特に無し?
今回リークされた情報によると、2025年モデルとして登場するマイナーチェンジ版シエンタの改良・変更内容は以下の通り。
●電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能の採用
●予防安全装備Toyota Safety Senseの機能拡充
●ボディカラーの見直し
●一部メーカーオプションを標準装備へ
以上の通りとなっています。
あくまでも内外装デザインはそのままに、装備内容の見直しや快適装備のアップデートがメインといったところですが、元々シエンタは「コスト面でEPB+ABHは見送りにした」との背景がありましたが、既に競合モデルのホンダ・フリードで全グレード標準装備されていることや、ユーザーからの意見をフィードバックした上で採用するのかもしれませんね。
シートレイアウトの変更は特に無し?
ただその一方で、個人的に期待しながらもリーク情報の一覧に掲載されいていなかったのがシートレイアウトの変更。
こちらもまだ確定した情報ではないので何とも言えないのですが、シートレイアウトは現行モデル同様に3列7人乗りと2列5人乗りの2種類のみ。
つまりは、2列目キャプテンシートを採用する3列6人乗りは設定されない可能性があるとのことで、この点はホンダ・フリードに軍配が上がりそうなところ。
現行シエンタの2列5人乗りを所有し、新型フリードの3列6人乗りを所有している私としては、やはり後席にメインで乗る子供のことを考えると、前後スライドやリクライニングが可能な左右独立タイプのキャプテンシートは満足度が高く、現時点ではシエンタよりもフリードの方が商品力が高いというのも事実。
ただその一方で、各モデルの上位グレード&フルオプションの乗り出し価格に約70万円の差額が生じているのもまた事実なので、仮に今回のマイナーチェンジでシエンタにEPB+ABHが標準装備されるとして、その差額が70万円から50万円に縮まったとしてもシエンタの方が安いことは変らないわけですから、一気にシエンタに流れる人も増えて来るかもしれません。
パワートレインに変更無し
続いてパワートレインですが、こちらは特に変更などは無く、これまで通り排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンをベースにしたガソリンモデルと、同エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッド(HEV)モデルの2種類。
昨今、カーボンニュートラルの目標達成のためにガソリンモデルを廃止し、ハイブリッド(HEV)モデルのみに集約するといった動きが目立ちますが、シエンタに関しては日本市場がメインとなり、カローラシリーズのように世界で爆発的に売れているモデルではないため、今のところガソリンモデルとハイブリッド(HEV)モデルの二本立てとなるようです。