トヨタ・シエンタとノア/ヴォクシーが2025年夏に一部改良ラッシュ!各車の具体的な改良内容と発売時期を改めておさらいしていこう
2025年夏も魅力的なトヨタ車の改良版が登場予定!
前回のブログにて、2025年夏にトヨタの主力モデルでもあるハリアー (Toyota New Harrier)とプリウス (New Prius)に関する改良・変更内容について紹介しました。
そして今回も、同時期に改良予定となっているシエンタ (New Sienta)とノア (New Noah)/ヴォクシー (New Voxy)に関する改良・変更内容をまとめていきたいと思います。
特にシエンタに関しては、以前より何かと指摘されていた「あの快適装備」がアップデートされる予定ですし、ノア/ヴォクシーはグレードの大幅整理が実施される予定なので、こちらもある意味で注目ポイントだと思います。
具体的にどういった改良・変更が行われるのか注目していきましょう。
一部改良版&特装車が追加されるシエンタ(2025年8月1日発売予定)
まずは、2025年6月下旬に見積もり作成及び先行受注受付け、そして同年8月1日に発表・発売予定となっている一部改良版シエンタの改良・変更内容をおさらいしていきましょう。
【(2025年)一部改良版シエンタの改良・変更内容一覧】
■電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]が全グレード標準装備
・オートブレーキホールド機能には自動復帰式をトヨタ初採用■予防安全装備Toyota Safety Senseのアップデート
・自動緊急ブレーキの性能向上 他■上位グレードZのセットメーカーオプションを標準装備化
・ETC2.0車載器
・ドライブレコーダー前後方■CD/DVDデッキ廃止
★4ナンバー架装モデル「JUNO」を追加
+ジャパンモビリティショー2023にて出展されたJUNOコンセプトの量産版
+シートレイアウトは1列2人乗りのみで、後席は完全廃除
+JUNO専用後席シートやテーブルなどを販売
+モデルの方向性としてはアウトドアやキャンプ仕様
以上の通りとなります。
競合フリードを脅かす電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]が全グレード標準装備へ!
今回の改良内容での一番の注目トピックスは、足踏み式パーキングブレーキから電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]が全グレードにおいて標準装備されること。
しかもオートブレーキホールド[ABH]は、トヨタとしては初めてとなる自動復帰(メモリー)式を採用するため、完全に競合モデルとなるホンダ新型フリード (Honda New FREED)に真っ向から勝負する流れになりそうですね。
実は、2025年5月度の新車販売・登録台数ランキングにおいても、シエンタが7,415台で4位、競合フリードは6,723台で5位のため、EPB+ABHを採用しなくともシエンタの方が多く売れ続けているのが現状なのですが、今回の改良で更に販売台数を伸ばすことは間違いなさそう。
おそらく車両本体価格においても、フリードよりも安価な設定にしてくるでしょうから、ますますシエンタの立ち位置が優位になってくるかもしれませんね。
あとはこの改良に合わせて、快適仕様の3列6人乗り仕様も追加されれば、更なる販売台数増加に大きな拍車をかけることになるかもしれません。