なぜ日本でも販売しないんだ…日産が第3世代e-POWERを搭載する新型キャシュカイを発表。日産公式も2026年以降より新型エルグランド (E53)とローグ (T34)にも搭載すると明言
遂に第3世代e-POWERを搭載する新型キャシュカイが公式発表
欧州市場向けとして、2025年9月に発売予定となっている第3世代e-POWERを搭載した日産の新型キャシュカイ (Nissan New Qashqai)が、遂に日産公式プレスリリースを通して発表されました。
第3世代e-POWERは、初代e-POWERに比べて燃費性能が20%向上し、高速道路での燃費性能も15%向上することが明らかになっています。
今回の第3世代e-POWERを採用する新型キャシュカイでも、同パワートレインならではの高い走行性能や、スムースで気持ちの良い運転体験を損なうことなく、燃費性能と静粛性を向上させているとのことです。
日本でも売れそうなコンパクトSUVのキャシュカイなのだが…

こちらが今回発表された新型キャシュカイe-POWER(日産公式プレスリリースより引用)。
今回は、あくまでも欧州市場向けとして発表され、2025年9月より販売される予定なので、残念ながら日本市場向けとしてキャシュカイが導入される可能性は極めて低そうです。
e-POWERは、日産独自の電動パワートレインであり、エンジンを発電専用とし、駆動はすべて電気モーターのみで行うシリーズハイブリッドシステム。
電気モーターのみで駆動するため、力強くレスポンスの良い加速と高い静粛性が特徴で、複雑な機構を必要とする他のハイブリッドと比較しても、より滑らかでEVのような運転体験を提供します。
燃費性能は22.2km/Lを記録し、最大航続可能距離は1,200kmとPHEV並み

またEVと同じように、回生ブレーキにより減速エネルギーを電気に変換してバッテリーに戻すことが可能で、第3世代e-POWERでは、このコンセプトをさらに進化させ、セグメントトップとなる燃費を実現し、最大航続距離もディーゼル車並みを誇るとのこと。
具体的なスペックは以下の通りで、最大航続可能距離1,200kmを実現できるのは中々に魅力的ですし、プラグインハイブリッド(PHEV)並みに走れるのは有難いですね。
●燃費性能:WLTPモード平均燃費22.2km/Lに向上し、セグメントトップクラスとなる最大航続距離1,200kmを実現
●CO2排出量:116g/kmから102g/kmへ12%削減
●静粛性:第2世代比で最大5.6dB低減し、EVのような静粛性を実現
●スポーツモード選択時に10kW出力上げるモードを採用し、よりスポーティーな走行体験を提供
新型エルグランド同様に、第3世代e-POWERは新開発5-in-1を採用

続いて、今回の新世代パワートレインについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
新世代e-POWERは、モジュール化された新開発の5-in-1 e-POWERパワートレインユニットを採用していて、このユニットは「モーター」「発電機」「インバーター」「減速機」「増速機」といった5つの主要部品を、コンパクトで軽量な一つのケースに統合しています。
モーターの最高出力は15ps向上した205psを発揮し、バッテリー容量は2.1kWhと従来と同様のスペックを維持しながら、ユニット自体の高剛性化と軸構造の最適化により、走行時の音や振動を大幅に低減しているとのこと。