えっ?ランボルギーニが、人体にカーボンファイバーを含ませる研究を進めていることが判明

2020-05-26

イタリアのスーパーカーメーカであるランボルギーニが、ヒューストン・メソジスト研究所との共同研究にて、自動車に使用されるカーボンファイバーの複合材料が医療技術に応用される可能性が高まっています。

ランボルギーニは、このカーボンファイバーが皮下デバイスや人工インプラントに使用できるかを、今後の技術進歩のために広く展開していくとのこと。


ただ、カーボンファイバーを医療にて活用していくとなると、従来のコンポーネントと比較してかなり高価でもあるため、今後ランボルギーニはカーボンのローコスト化を図っていく必要性があります。

もちろん、この共同開発が進歩すれば、通常のコンポーネントにて使用されるインプラントよりも非常に軽くなるため、人体に与える影響はかなり小さくなり、より強く、より耐久性のある素材(カーボンファイバー)の使用は、医療分野にて革命を巻き起こすことになると考えられています。

ちなみに、ボローニャのいくつかの研究所においては、既にこの技術を生かした医療の研究が進んでいるとのことで、人体にカーボンを含ませる技術は、そう遠くも無いのかもしれません。

Reference:autoevolution