ホンダ新型WR-Vの納車後雑感。荷室の積載性は良い?悪い?エアコンの効き目は抜群で、むしろ「寒く」感じるレベルの涼しさ!走りは相変わらず楽しい
新型WR-Vはコンパクトで取り回しが楽だけでなく、荷室もかなり使い勝手が良い
2024年4月に私に納車されてもうすぐ1か月が経過する、ホンダ新型WR-V Z+グレード[2WD]。
走行距離ももうすぐ1,000kmに到達しそうなところで、普段使いはもちろんのこと、妻の茶道イベントや会議・打合せ用としても重宝しています。
特にラゲッジスペースに関しては、茶道用のお茶道具を多数載せて運ぶことが多いため、WR-Vはその点もかなり優秀だそうです。
実際に荷物を載せたときのラゲッジスペースや、ちょっと気になるポイント・不満点などをチェックしていきましょう。
WR-Vの荷室の積載性はかなり高い
まずはWR-Vのラゲッジスペース(荷室)の積載性について。
WR-Vのラゲッジスペースは、後席を倒さない状態だと458Lの容量を確保していますが、数字だっけだと少し分かりづらいので、上の画像にある通り、長物のプラスチックケースはもちろんのこと、USJの大袋×2つなどを収納してもまだスペースが確認できるレベル。
私が所有するWR-Vは、標準装備で目隠し用のトノカバー(別名:パーセルカバー)が装着されているため、あまり天井高くまで重ねて収納することは難しいものの、それでもこれだけの荷物を載せられるのは便利(もちろんテールゲートも閉めることは可能)。
なお、トノカバーを外すことは可能で、更に荷物を高く積むことも可能なのですが、そうなると次にルームミラーから後方視界が全く確認できないんですね(めくらになる)。
ホンダのディーラーオプションは充実性に欠けている
個人的には、ラゲッジスペースに普段から多くの荷物を載せたり、アウトドア向けに活用するユーザーにとっては、ステップワゴン(New STEPWGN)のようにディーラーオプションのアドバンスドルームミラー(別名:デジタルインナーミラー)を選択できるようにした方が良いのでは?と思ったり。
メーカーオプションや標準装備されているデジタルインナーミラーに比べると、ステップワゴン専用のアドバンスドルームミラーは、自動防眩ルームミラーのフレームいっぱいに投影されるわけではないため、どうしてもルームミラーとカメラの映像が交互に見えて錯視を起こしやすいのですが、それでも先程の荷室の積みすぎのときには重宝されると思うんですね。
ホンダは車種によってアクセサリーパーツを差別化するのではなく、車種に関係なく共通化できるようなパーツとしてラインナップすることも考えてほしいところです。
ラゲッジルームランプは非LEDなので、やはり夜間は暗めで荷物の中身などは確認しづらい
あとはラゲッジルーム用ランプですが、WR-VはLEDではなく豆球になるため、夜間時だとやはり暗め。
ディーラーオプションにてLEDに打ち替えることも可能なので、この点は今後のカスタムと絡めて変更できればと思います(あと点灯箇所が1か所のみで全体を照らしてくれないので、運転席側の内壁にも欲しかったかも…)。
トヨタ・ランドクルーザー300も荷物は載るのだが…これでは後方視界は全く見えない
ちなみにこちらは、私が他に所有するトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)の荷室にパンパンに荷物を詰めた状態。
画像を見てもお分かりの通り、この状態でテールゲートを閉めると後方視界は絶望的どころか全く機能しないため、改めてランドクルーザー300こそデジタルインナーミラーをオプション選択できるようにしてほしいですね(レクサスLX600はデジタルインナーミラーを搭載している)。