これはイケてる。ジャガーのハイパーカー「Xコンセプト」のレンダリング画像が公開に

2020-05-26

密かに噂されているジャガーのハイパーカーモデルの販売について。
恐らくハイパーカーとして搭乗すれば、デザインや走行性能等においては、世界を席巻することは間違いないものの、中々その先の行動が読めないというのも事実。
そんな中で、急にジャガーのハイパーカーモデル「Xコンセプト」と名付けられたレンダリングが公開に。


今回公開されている「Xコンセプト」を作成したのは、デジタルアーティストのIvan Venkov氏で、ジャガーのフラッグシップモデル「XJ220」からインスピレーションを得てデザインしたものと推測。

ただ、サイドのデザインを確認してみると、どちらかというと「XJ」というよりも「C-X75」に似ていますね。
ちなみに、「C-X75」は、史上最強のスーパーカー軍団である「ラ・フェラーリ」、マクラーレン「P1」、ポルシェ「918スパイダー」に次ぐ、市販化されることのなかった幻のスーパーカーとしても有名。

全体的なスタイリングを確認していくと、やはりスーパーカーのような美しい流線形を描くデザインとなっており、空力的要素がふんだんに盛り込まれ、アクティブエアロや可変式リヤスポイラーが装着されています。

ちなみに、個人的に大きく目が留まったのが、複雑なメッシュタイプのホイールのデザインで、これはランボルギーニ「アヴェンタドールSV」専用のディアンタスホイールに激似。
あくまでもレンダリング画像のため、純粋にデザインとして取り込むに最適と考えたホイールなのかもしれませんが、一度目にしてしまうと、気になって仕方がなくなりますね。

Reference:CARSCOOPS

アメリカからは、こんなハイパーカー・コンセプトが!
関連記事:カリフォルニアが生んだ1,250馬力&5,000NmのEVハイパーカー「タキオン」が明らかに。もはや戦闘機のようなヴィジュアル【動画有】(2017/11/10投稿)


アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くレース・アドバンスト・エンジニアリング・システム・アンド・リサーチ(RAESR)社が、世界トップクラスのスペックを誇るEVハイパーカー「タキオン」を発表しました。
RAESR社によると、この「タキオン」という個体は、ダイレクトドライブ電動モータを6基も備えるEVパワートレインを搭載し、最高出力1,250ps、最大トルクは驚異の4,948Nmを発揮するモンスターマシンであるとのことで、これはクロアチアの新興メーカであるリマックのEVハイパーモデル「コンセプト・ワン」を大きく意識したキラーモデルと考えられます。

ボディはカーボンファイバボディワークを採用のため、車体重量は僅か1,338kgとGT3レーシングモデル並みで、0-200km/hの加速時間はわずか7秒未満、最高時速は386km/hにまで到達するとのこと。
外観については、まるで戦闘機のような非現実的なデザインを持ち、走行性能を大きく向上させる調節可能な大型リヤウィングを装着することで強力なダウンフォース(最大453kg)を生み出すことも。
また、航続可能距離は意外にも現実的な241kmであるも、走行条件によっては更に伸びる可能性もあるとのこと。

なお、このモデルについては現時点で量産化やワールドプレミア等の報告は一切無く、今後のスケジュール等も公開されていないため、あくまでも今回はコンセプトモデル(又はプロトタイプ)にて留まる可能性もありそうですね。
ちなみに、RAESR社によって名づけられた「タキオン」とは、超高速で動くと仮定されている粒子(つまり光よりも速い超素粒子)を指しており、現在においても存在は確認されてません。余談ですが、アニメ「遊戯王ZEXAL」にて登場する時空竜(タキオン・ドラゴン)にも同様の意味が込められています。

【E.ON Drive: Electric Hypercar (English)】