【アップデート】大排気量16気筒エンジンを搭載したクレイジー車たち9選。ぶっ飛んだスペックとサウンドはまさに異次元【動画有】

引続き大排気量16気筒エンジンを搭載するモデルNo.5~No.9を見ていこう

Entry No.5:チゼータ・モロダーV16T

続いてはイタリアの自動車メーカー・チゼータ・モロダーV16T。

パワートレインは排気量6.0L V型16気筒エンジンを搭載し、最高出力560ps/最大トルク540Nmを発揮。

直線性の加速時間としては、0-100km/hの加速時間は4.4秒、最高時速は328km/hにまで到達します。

車名の”V16”は、そのままエンジンからの由来となりますが、”T”はエンジンをミッドシップに横置きでレイアウトしていて、このエンジンと縦置きのトランスミッションを組合せるとT字型になることから、それが由来になったと言われています。

ちなみにエンジンは、ランボルギーニ出身のスタッフが含まれていたこともあって、スペックも酷似していることからランボルギーニ・ウラッコに搭載されていた3.0LV型のV型8気筒エンジン2基を改良し合体させたものと噂されたこと(実際は無関係であることも確認済み)。


Entry No.6:マーモン・シックスティーン

続いては、マーモン・シックスティーン(Marmon Sixteen)。

パワートレインは排気量8.03L V型16気筒エンジンを搭載し、最高出力202psを発揮。

当時キャデラックが発表したV16に続くモデルとして開発がすすめられたシックスティーンですが、とにかくキャデラックよりも大きく、且つ車高の低いモデルを作りたいという想いから作られたモックアップモデル。

車名もキャデラックV16とカブることが嫌でシックスティーンという名が付けられ、相当にキャデラックに対する対抗意識は強かったようです。

Entry No.7:ブガッティ・シロン

続いては、ブガッティ・シロン。

先述にもあるヴェイロンの後継モデルで、パワートレインは排気量8.0L W16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮。

世界限定500台販売され、日本には約30台分の割り振りがあるのだとか。

ちなみにシロンという車名の由来は、ヴェイロンと同様にかつてブガッティに乗り活躍したレーシング・ドライバーのルイ・シロン(Louis Chiron)氏から採用されています。

Entry No.8:アウトウニオン・レーシングカー・タイプC

続いては、アウトウニオン・レーシングカーのタイプC。

基本的にはレース用にしか製造されないモデルで、これまでタイプA/B/C/Dを製造してきましたが、その中でも16気筒エンジンを搭載したのはタイプA/B/Cで、タイプDはなぜかダウンサイジングのV12を搭載。

タイプCのパワートレインは、排気量6.0L V型16気筒エンジンを搭載し、最高出力527ps/最大トルク850Nmを発揮します。

Entry No.9:マセラティV4

最後は、その存在すらも知らなかったマセラティV4。

実はマセラティの名前を世界に広めた有名な車両(1929年2月にV4が246.029km/hの世界スピード記録を樹立)であるとのこと。

パワートレインは排気量4.0L V型16気筒エンジンを搭載し、最高出力283psを発揮します。

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