日産「ジューク」が1万台を超えるリコール。最悪の場合ブレーキが効かないかも?
自動車ニュース”Response”の記事より、日産「ジューク」がリコールを発令。
リコールの内容としては、ブレーキマスタシリンダーの不具合によるもので、ブレーキブースター内部のスプリングが製造のバラツキを考慮した設計となっていなかったために、ピストンが傾いて押されカップシールとの摺動抵抗が高くなり、ブレーキペダルを速く踏みこんだ際にカップシールが捲れることがあるとのこと。
そのため、シール部からブレーキブースター内部にブレーキ液が漏れ、そのままの状態で使用を続けると警告灯が点灯して最悪の場合、制動力が低下する(ブレーキが効かない)おそれがあるとしてリコールを発令。
対象となるのは、2015年8月3日~2017年12月11日に製造された「ジューク」1万4,615台となっています。
改善措置としては、全車両、マスターシリンダのピストンに専用の潤滑剤を塗布する、リコール作業を行うとのことですが、すでに2件の不具合が発生済みで、事故は今のところ起きていないとのことです。
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