三菱がまたもや7万台超えの大量リコール。今度はオーバーヒートする恐れ有り
前回、三菱「アウトランダーPHEV」を含めた4車種が、ブレーキキャリパの不具合により9万台を超えるを発令しましたが、今度は「デリカD:5」等が別の問題にて7万台を超える大規模リコールを続けて発令。
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リコールの内容としては、補機駆動ベルト用オートテンショナーの不具合によるもので、エンジンの補機駆動ベルト用オートテンショナーにおいて、取付けフランジ部の形状が不適切なことが発覚。
そのため、オートテンショナーのベアリングが経年変化で摩耗してしまい、高負荷運転を繰り返した場合にフランジ部に亀裂が走り破損するというのもの。更には、補機駆動ベルトが外れ、ステアリング操舵力が増大するとともに、バッテリー上がりやオーバーヒートに至るおそれがあるとしてリコールを発令。
対象となるのは、2008年3月20日~2011年12月21日に製造された「デリカD:5」「アウトランダー」「ギャラン」の3車種で合計7万9,208台。
これに加えて交換修理用部品が組付けられた可能性のある2005年10月9日~2008年6月18日の製造モデル503台、2008年6月1日~2014年1月31日に出荷された”組付車両不明の部品”となる966台がリコールの対象となります。
改善措置としては、全車両点検の上、補機駆動ベルト用オートテンショナーが対策前品の場合は取り付けボルトとともに対策品と交換する、リコール作業を行うと報告していますが、不具合は既に113件発生しており、但しこれによる事故は起きていないとのことです。
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Reference:Response